行動範囲の広い人ならかなりの枚数お持ちであろうパチンコ店の【会員カード】

20年位前は店内に設置してあった出玉情報などのデータを見る為だったり、来店ポイントを貯めるだけだったりしたものです。

 

 

その後貯玉できる店も増えたが、再プレーまで出来るようになったのは更にもっと後だった気がする。

 

そういえば、遠方の有名店に行ったときに記念に作るなんてこともしました。

 

最近は複数のデザインから選べたり、萌え系キャラが描いてあったりとバラエティーに富んだものまであるらしい。

 

 

自分がホールに通っていた頃は常に10枚前後を持ち歩き、残りは車のダッシュボードに入れていたのですが、真夏に炎天下の車内に置きっぱなしにしていたら熱でグニャグニャになってしまったことも。

 

幸い貯玉の無いカードだったので助かりましたが。


めったに行かない店で貯玉するのは注意が必要ですね、それこそ忘れたまま閉店でもしていたら大変です。

 

 

さてこの会員カード、プレー中に店員が作ることを勧めてきますが果たしてメリットはどちらにあるのでしょう。

 

分かりやすく極端な例で考えてみます。

 

 

来店客がカードを持ってない場合

 

仮に換金ギャップが有り来店客全員がカードを持っていないとすれば、貯玉も再プレーもする人は居ないので、現金が入る分だけ丸々店にとっては売り上げになる。

 

新型コロナの騒ぎで浮き彫りになりましたが、大手でもない限りパチンコ店とは入ってくるお金が無いと回らない仕組みになっています。

 

意外と日銭商売なところが多いのが実状なのです。

 

 

来店客がカードを持っている場合

 

では、もし全員カードを持っているとしたらどうでしょうか。

 

まず、全員持っていても使う訳ではないというところがミソ。

 

貯玉があるのは、前回遊技を終えた時に出玉があり、尚且つ換金しなかった人に限られます。

 

それに、日常的に好んで貯玉している人の割合は思ったよりも低い。

 

ここをご覧になっている賢明な方は有効に活用されているでしょうが、一般的な客側の心理として、勝った時には貯玉するよりお金にしたいものなのです。

 

その辺りは店側だって織り込み済みのはず。

 

現実的にはカードを作ったことによりその店に通うという気持ちにはなるし、毎回では無くても何らかの理由で貯玉する機会があればまた行かざるを得なくなる。

 

 

会員カードの有効性

 

まず端玉を貯められるというのが一つ。

 

余り玉でお菓子を貰うのも一興ですが、要らないせんべいやアメなどが捨てられているのを良く見ますので、そんなことするぐらいなら貯玉したほうがいいです。

 

計数機付きの台であれば、やめる際に1発1枚残っても無駄に打ち込む必要が無くなりますね。

 

あとは換金ギャップを埋められる。

 

今は完全等価は認められないと言われていますので、貯玉再プレーが出来る店であれば有効です。

 

 

私的な結論

 

ただし残念ながら、普段からカードを有効活用して勝てている人<<<持っていても活用すること無く負けている人という図式が成り立っているのが現実です。

 

店側としては、どの辺から通っているとかどのくらいの頻度で来店しているとか顧客データを収集できるという経営戦略上のメリットは大きいでしょう。

 

昔は閉店後も景品カウンターや両替所に長蛇の列が出来たりしたが、今はコンプライアンスの問題でその光景もあまり見られなくなりました。

 

並ばなくていいという意味では両方の役に立っていると言えますが。

 

いずれにしても作っても客側に損はありませんが、使わなければ恩恵を受けられないということになります。

 

 

 

むかし知り合いが頑なに会員カードを作らず同じ店に通い続けていたので、作った方が良いよとアドバイスした事があったが、

 

 

「店に個人情報を掴まれて、沢山貯玉してると裏の方でゴニョゴニョされるから作らない」

 

 

と、割とガチめに語っていたのを思い出しながら、今まで通っていた店のカードを全て清算しに行った。

 

ゴニョゴニョされたことはないので、皆さんは安心して会員カードを作ってご活用下さい。