9月末に久し振りに岩手県への出張がありました。

 

岩手県と言えば世界のショーヘイ・オータニを生んだ地。

 

過去に平泉町、一関市、盛岡市、花巻市には行ったことがありますが、残念ながら奥州市(旧水沢市)へは降り立ったことがありません。

 

今回の出張先は盛岡市、岩手県の中心よりやや北側に位置しています。

 

さぞや涼しかろうと思って上着まで用意して行ったのに、当日は汗ばむ程の陽気でした。

 

 

 

盛岡に来たなら「盛岡三大麺」を食さなければなりませぬ。

 

ということで、

 

さっそく冷麺からいっときます。

 

「食道園」さん

 

 

 

開店時間が11時30分となっていたので、駅からのんびり歩いて店へ到着すると既に満席でした。

 

自分の地元にも同じ名前のお店があるんですが、ロゴも全く一緒ですし偶然ではなく何かしらの関係があるようです。

 

じゃ地元で食べても一緒じゃん。って?

 

ところが、この生卵をくぐらせて焼肉を食べるスタイルは盛岡ならではみたい。

 

 

 

おそらく冷麺だってオリジナルのはず。(知らんけど)

 

 

大満足で仕事へと向かいました。

 

夜は東北各地から集まった方々とお酒を酌み交わして交流を図りました。

 

地元のお酒と東北訛りにしたたか酔払って未明に宿へ。

 

明日はじゃじゃ麺か、などど考えながら就寝。

 

翌朝は寝過ごし気味もシャワーを浴びれば、目がシャキーン。

 

何人かのフォロワーさんにお勧めの店を教えていただいたのですが、その多くが11時から12時位の開店時間。

 

その中にあって「白龍」(パイロン)さんの開店時間は何と9時。

 

ホテルからもそんなに遠くないのでここに決定です。

 

途中、盛岡城跡地とそのお堀をぐるりと回り目的のお店へ。

 

 

 

 

駅前からこの盛岡城址までは繁華街が続き、かなり賑やかな街並みです。

 

その一番奥のこじんまりした雰囲気のある飲み屋がひしめく一角にお店はあった。

 

 

 

 

正直ここまで来ると人通りも少ない。

 

「本当にやっているのか?」とさえ考えたが、入口の引き戸を開け暖簾をくぐるとその不安は一瞬で吹き飛んだ。

 

麺を茹であげるモウモウとした湯気が充満し、満席の店内を一層活気付けている。

 

これでも平日ということでお客さんは少な目とのこと。

 

週末ともなれば朝から店の外には行列が出来るのが当たり前らしい。

 

しかしこのじゃじゃ麺、見た目はどこも同じに見えて店ごとに麺や肉味噌の味が全然違う。

 

聞いた話では白龍さんは柔らかめの麺が特徴。

 

量が分からないので取り敢えず様子見で中を頼みました。

 

ニンニク、ショウガもお願いし待つこと数分。

 

 

茹で上がりフワフワの麺はいくら混ぜても切れることない位のコシを保つ。

 

ニンニクは気になる程味を邪魔してこないが、ショウガは終始存在感があった。

 

汗が噴き出てきたところで、「ちーたんたん」はどうですか?と勧められる。

 

メニューに書いてあったので締めのスープ的なものであることは想像出来ていた。

 

その為に様子見したところもあるのでこれはお願いしよう。

 

50円追加すると、食べ終えた皿に生卵と熱々のスープ、最後に肉味噌を入れて「ちーたんたん」の完成。

 

 

 

締めに相応しく実にさっぱりとした一杯でした。

 

 

朝から混んでる理由も分かるというものです。

 

折角ですから「わんこそば」も食べて盛岡三大麺を制覇したいところですが、さすがに胃袋と時間に余裕がありませんでしたので今回は諦めることにしました。

 

またいつか仕事じゃない時にパチ屋を巡りながら、ゆっくり来たいと思った岩手県。