民主党が参院での数の暴力を振りかざす姿勢を、メディアから批判され無いからだろうか、とうとう議会を実力行使で踏みにじる「独裁政権」のような行動をおこした。


「小沢不動産」で2度も委員会ストップ 民主議員らのヤジで


~「そんなもの関係ない」「この場でやるべき話じゃない」

 自民党の西田昌司参院議員が13日の参院決算委員会で、民主党の小沢一郎代表が資金管理団体「陸山会」を通じて計10億円以上のマンションなど不動産を購入していた問題を取り上げたところ、民主党委員のヤジが激しく、質疑が2度にわたり止まった。

 西田氏は委員会で、「陸山会が権利能力のない社団としての実態を有するかどうかは不明」「本件マンションが陸山会のものであると断定することはできない」などと指摘した昨年6月の東京高裁判決を読み上げようとした。ところが、それに民主党委員が騒ぎだし、議事進行が滞った。

 西田氏が6日の同委でこの高裁判決を引用した際には、家西悟委員長(民主)自らが、西田氏が高裁判決文だと説明しているにもかかわらず「(小沢氏)個人をこういう場で言う以上は出典を明らかにしていただかないと」などと述べ、速記をやめる場面もあった。~


小沢の不動産不正取得問題は、高裁判決でも小沢の違法性を指摘するような内容だったのだが、今回の西松建設の問題でも、小沢の不正の批判が長く続いたためしがない。

メディアが癒着してでもいるとしか見えないほど、不自然な小沢への甘さが、民主議員の暴走を呼んだのではないかとも感じる。それにしても、参院で多数派なのは野党で、その野党が自らに都合の悪い内容を抹消しようとする、これでは北と変らぬ「独裁国家」を目指すのが民主党の本質ではないのかと感じる。


これまで、衆院予算委員会での漢字クイズ、安全保障委員会でのカップラーメンの値段当て、これほどふざけた議会への冒涜ですら、政府与党は妨害などしていない、それが、野党が多数を確保した参院は、民主への追及の記録すら抹消しようとする、民主山岡が気軽にナチスのようだと言い出すが、まるきりナチスと同類なのは民主ではないかと問いたい。


メディアの姿勢に許せない物がある、議会を機能させない独裁的手法は、メディアが批判する戦前の大政翼賛会と同等のもので、民主こそナチスであり、小沢一郎を神格化しカルト宗教のような姿勢にしても、民主党の気持ち悪さを表明しないのは、弾圧者の側に立ちたいのがメディアなのではないかと疑いたくもなる。