日本のマスメディアの腐れっぷり、特にテレビの異常性が際立っている事を今日痛感した。


賞与補てんで迂回工作か 西松建設の政治献金


~政治団体を使った脱法的な献金疑惑が浮上している準大手ゼネコン西松建設が、政治団体に納めた社員の会費を賞与に上乗せする形で補てん、会費から支出される献金を同社が事実上負担していた疑いの強いことが17日、関係者の話で分かった。

 こうした迂回工作は、政治家個人への企業献金を禁じた政治資金規正法に違反する疑いが強いため、東京地検特捜部は同社の担当者らから事実関係を聴取。

 管理本部長として関与したとされる元副社長藤巻恵次容疑者(68)=外為法違反容疑で逮捕=や、政治団体設立を主導したとの指摘が出ている国沢幹雄社長(70)の認識を確認、裏金が流用されていないかなども調べているもようだ。

 関係者によると、政治団体は新政治問題研究会と未来産業研究会。代表を務める西松建設OBが、課長級以上で賞与が比較的高い優秀な社員に対して年2回の賞与時に会費納入を請求、会費を政治献金に回していた。

 会費を納めていた元幹部の1人は、西松建設の担当者から「賞与で補てんしておく」と約束されたという。

 両政治団体は2004-06年、小沢一郎・民主党代表や森喜朗元首相らの資金管理団体などに献金していた。~


西松建設の不正献金問題でさまざまなメディアから上がった情報をあわせると、リストアップされた議員は以上だ。


自民
二階派・藤野公孝・尾身幸次・藤井孝男・森喜朗 ・山口俊一・加納時男・中島真人 ・川崎二郎 ・林幹雄 ・山本公一・古賀誠 ・渡辺具能

民主
小沢一郎・山岡賢次

改革クラブ
渡辺秀央


国民新党

亀井静香

と、今の時点で名前が出た議員はこれほどいる、政界を揺るがすほどの疑獄に発展するべき、国内最大のニュースなのだが、テレビメディアのこの問題の扱い方は異常すぎるし、ある意味怖さを感じる。


テレビ朝日の報道ステーションはこの問題を完全に取り扱わず、今現在の時点で日本テレビのニュースZEROも取り扱っていない。これほどの疑獄に対する報道メディアの姿勢としては、ありえないレベルだと感じる。

このニュースが流れれば、金城田内鳩首的な自民党の議員にしてもだが、小沢一郎にしても、亀井にしても政界を終われるべきとの世論が起こるのが当然だと感じる。


私は、自民の議員がいるからだとか、民主の党首がいるなどどうでもいい、これほどの疑獄に関わる癒着体質で利権体質の議員には退場してもらいたい。もちろん発覚したのがすべてだとは思わないが、最低限発覚するような脇の甘い議員程度は即座に退場させるべきだと感じる。


日本のメディアは、機能しない、BBCやロイターなどが世界配信する事での外圧を期待するしかないのだろうか?


メディアが政治と癒着し機能しないのであれば、検察が司法の力で腐ったメディアと政治のカルテルに楔を打ち込んでもらいたいが、検察にしても世論やメディアに媚びる傾向がある、結果メディアカルテルの力だけが増し、真に真っ当に働き納税する普通の庶民が虐げられる。


メディアにしてもそれと癒着する政治勢力にしても、ただのファシストでしかない。この件で発覚している献金額の異常さから見ても、小沢が逮捕される事は当然であり、それを握り潰す為に動くのであれば(隠蔽や話題そらしで)メディアはすべて放送法違反集団であり、放送免許剥奪は必要だと感じる。


疑獄を隠蔽する報道の振りしたマフィアなど要らない。