年末からの派遣切り、そして、派遣村のニュースには違和感を感じていたが、彼らに働く意志があるとはとても思えない。


「派遣村」12日、施設使用期限 厚い支援…自立が課題 (1/3:産経:Web魚拓)


「派遣村」12日、施設使用期限 厚い支援…自立が課題 (3/3:産経:Web魚拓)


「派遣村」12日、施設使用期限 厚い支援…自立が課題 (3/3:産経:Web魚拓)


長い記事なので要約すると、派遣という好景気時にしか通用しない立場に甘んじ、さらに貯蓄すらせず、輸出企業の好景気にぶら下がってきた元派遣社員が、自らが不景気での首切り対象である事も知らなかった無知で社会不適合者だと認めているのか、この状況下でも仕事を選り好みしているという記事なのだが、その裏にこのような報道もある。


再起『次は職』 『派遣村』申請全員に生活保護


と、生活保護という実利を得た「派遣村村民」という、特権失業者(ただのホームレスだと言う疑いも消えないが)が、不安定な仕事をしたくないと言い出したのだが、真摯に不安定さを理解した上で派遣に甘んじていたのだろうか?とてもそうは思えない、サブプライム問題からの金融危機が起こるまで、輸出主体の製造企業はバブル以降最高の利益だの舞い上がってきたはずで、無自覚にその好景気のおこぼれにすがってきたのが単純製造派遣労働者ではないかと言いたい。

私も、一時期派遣会社から、製造派遣でとある大手企業の工場で働いていた時期が合ったから解るのだが、大半の派遣労働者が、将来のビジョンも持ち合わさず、時間給労働に甘んじ、正規労働に見合う人間になるためのスキルアップを放棄していた。


そのような人間が、働かずとも、今回募集を出してきた企業よりも良い待遇の生活保護を絶ち、失業者ではない事を欲するつもりが無いのがよくわかる。このような労組や共産党のパフォーマンスでゴネ得を得る人間が、メディアにもと派遣の代表格のように扱われると、真っ当に働くつもりのある「元派遣労働者」というだけで、採用担当者から色眼鏡で見られるし、就職氷河期世代の人間で、正規雇用にありつけず、仕方なく派遣に甘んじていた人間などまで、ごねてたかるクズに見られるのではないかと危惧する。


それこそ、マスゴミやサヨクの宣伝とバーターに「生活保護」を得る、「派遣村の住民」は心を痛めないだろうが、このような裏で、私が働く企業でも、「元派遣」というだけで、無能でゴネるだけではないかと、採用に二の足を踏む。

このような、一部の(仕事がないといいながら、派遣村にはせ参じ、失業保険で収入があるにも関わらず、生活保護とありえない主張をしている)サヨクの道具になってでも生活保護で怠惰に暮らしたいとしている人間と、再就職の意思がある「元派遣」が同列に扱われるような世論形成が行われないことを切に望む。


メディアは、無責任に煽り立て、どうがこうでも「広告税」を打ち出す麻生総理を引き落とす事しか考えていない、楽して金が欲しいだけの、集り屋のコラボレーションだと言う批判があってもいいと感じる。