朝日新聞の配達員による犯罪がまたも起こった。


朝日新聞配達員を逮捕 大阪・高槻のタクシー強盗容疑(北海道新聞:Web魚拓)


~大阪府高槻市でタクシー運転手浅田英靖さん(33)がナイフで刺され、軽傷を負った事件で、府警捜査1課と高槻署は6日、強盗殺人未遂の疑いで朝日新聞茨木販売所の配達員京春樹容疑者(24)=同府茨木市戸伏町=を逮捕した。

 「借金をして生活も苦しかった。新聞でタクシー強盗を知り、同じようにしたら5万円ぐらい手に入ると思った。密室で金が奪いやすいと思った」と容疑を認めているという。

 昨年12月29日に東大阪市で運転手後藤利晴さん(67)が刺殺された事件と、今月5日に松原市で同野沢俊樹さん(61)が切られて重傷を負った事件とは犯人像が異なることなどから、捜査1課は模倣犯とみている。

 調べでは、京容疑者は6日午前3時15分ごろ、高槻市奈佐原2丁目の路上に止まったタクシー内で、乗車料金を請求された際、ナイフで浅田さんの首の右側を突き刺し軽傷を負わせ、料金約2600円を払わず逃走した疑い。

 現場近くに血の付いたナイフとクレジットカードなどが落ちており、カードの名義人だった京容疑者が浮上したという。~


またも、新聞配達員の犯行だ。それに、朝日を始めとする新聞メディアは、圧倒的な高給と高待遇だが、それを支えている末端の配達員は、高々5万円ぐらいの為に前科者になるのも厭わないのであれば、新聞社の搾取構造の被害者とも言える、昨今の派遣切りを批判する姿勢からしても、この加害者の今後の安定した雇用と収入を朝日新聞社が保証するのだろう。(当然あからさまな嫌味だが)


このニュースのポイントは二つあると思う。

まずはすでに触れた、メディアが偉そうに高説垂れようとも、搾取する側でしかなく、末端を蔑ろに裕福な生活を維持した上、メディアとしても機能していないと言う事実だ。


そして、もう1点。

報道が犯罪を助長しているという事実だ、メディアはネットの責任を問うが、硫化水素自殺にしても、俺俺詐欺にしても、メディアが報じることで模倣犯を生み出したと事実の責任を取らない。

ましてや今回の事件は、メディアの身内で朝日の関係者による犯罪だ、常日頃、このような事例があると「ネット規制」を騒ぐのであれば、メディアも規制されるべきだとの批判にどう返答するのだろうか。

表現の自由や思想の自由を振りかざすなら、ネットの批判にも耳を傾けるべきだし、規制を良しとするなら、まずは自ら言論の自由を捨て去り廃業して見せろとの極論を出された時申し開きできないのが今のメディアでしかない。


個人は踏みにじるが組織は守れとしか見えないが、このようなメディアが派遣切りを批判するのは筋が通らないとしか思わない。