極左勢力の朝日が、イスラエルガザ地区での戦闘に「日本の責任」という呆れた社説を出した。


ガザの悲劇―いつまで放置するのだ(1月8日朝日社説:Web魚拓)


~パレスチナ自治区ガザで、国連の難民救済機関が運営する学校3カ所がイスラエルの戦車に砲撃された。避難していた住民ら50人近くが死んだ。現地からは子供たちの痛ましい映像が送られてくる。

 イスラエル側は「学校からハマスの迫撃砲が撃たれたことへの報復」と説明した。それが事実だとしても、一般住民が大勢避難している公共施設を砲撃すればどんな結果になるか、分かっていたはずだ。

 一般人が多数巻き添えになるこうした攻撃は、国際法が禁じる非戦闘地域や民間人への無差別攻撃ではないのか。虐殺と同然の非道さである。国連の存在意義さえ問われる事態だ。

 ガザ市に隣接するジャバリヤ難民キャンプの学校では40人が死んだ。1平方キロほどの地域に10万人以上の難民が住む過密地だ。キャンプとはいえブロックを積んだ4、5階建ての住居がひしめく。砲撃を受ければ建物が崩れる。逃げ場となるのは、校庭を持つ国連の学校ぐらいしかない。

 国連パレスチナ難民救済事業機関の現地代表は、市民や子どもを守るために、早く停戦の実現に動く責務が国際社会にあるはずだと訴えた。

 サルコジ仏大統領は、負傷者の救出などのため48時間の緊急停戦を提案した。だがイスラエルは、ガザを支配するイスラム過激派ハマスがロケット弾攻撃の能力を持っている限り妥協できない、として拒否した。

 イスラエル軍はハマスの武装部門と戦っているというよりは、政治部門や社会福祉組織も持つハマスの殲滅(せんめつ)を目指し、ハマスを支持した一般のパレスチナ人に懲罰を与えようとしているとしか思えない。

 このままでは民間人の犠牲が増え、地獄絵が広がる。イスラエルはきのう表明した1日おき3時間の攻撃中断ではなく、全面停止をせねばならない。

 ガザは07年夏からのイスラエルによる経済封鎖で、もともと食料が不足し、病院では麻酔も医薬品も底をついている。今回の攻撃で事態はさらに危機的になっている。これを見過ごすわけにはいかない。

 イスラエル、パレスチナ人勢力の双方に影響力を持つエジプトのムバラク大統領が停戦仲介に動き出したのは朗報だ。人道危機に対応するためとりあえず期間限定の即時停戦を呼びかけた。欧州諸国はこれを歓迎している。

 日本政府も武力行使の停止を求めてはいる。さらに、イスラエルなど当事者たちを説得するための特使を送ったり、ハマスを支援するシリアやイランなどに働きかけたり、もっと積極的な外交を展開すべきだ。

 マヒ状態の国連をどう動かすかは、今月から安全保障理事会の非常任理事国になった日本の責任でもある。~


日本のメディアはハマス側にシンパシーを感じているのか、自国内に妥協の産物、平和を求める姿として受け入れた自治区内からテロと言うべきかゲリラと言うべきか、とにかくハマス側には暴力を押さえる統治能力が無いとの批判の声が聞こえない。

もちろん、イスラエル側の力には力、それも倍以上に報復を行う姿も理解できないが、中東でも特殊な歴史を歩んだ国だけに、日本人のぬるい常識が通用する世界ではない。

それにしても、朝日は現実が見えないのか、見て見ぬフリをしているのか、どちらにせよただのアジテーターでしかないと感じる。シリアやイランが日本側から働きかけただけで、実効的な圧力(軍事にしろ石油に頼る時点で経済的にも)を架けれる要素は無いし、また中東特にイスラム圏の政治とは、面子の政治でもある、朝日のようなサヨクが普遍的と信じて疑わない価値観など持ち合わせていないし、それこそが彼らの正義でもある。

対話での解決が可能なら、朝日が社説で実現不能な空想理想論を振りかざす人間を派遣し、解決して見せろ言いたい、もちろん武力も日本の国益を損なわない形で、尚且つ国庫への負担もなしにだ。

現実が見えないからこそ、非常任理事国に今月就任しただけで責任をと言い出すだけで、日本政府に対する悪意の攻撃で無いなら実現可能なプランを示すべきだ。

メディア、特にサヨクは国連に過剰な力を妄想しているが、それならば、世界の不条理は常任理事国の責任だと追及するわけでもないし、事務総長が無能だと批判する事も無い。非常任理事国にそれほどの実行力など無いのも知った上で、日本政府を批判したいだけの戯言でしかない。


対話で解決できると言い出すのなら、最低限北から拉致被害者を、一円の金も北朝鮮に与えずに取り戻す術を見せてみろと言いたい。


拒否権も無い非常任理事国に、紛争解決の責任を問うぐらいの実務能力があるなら、それぐらいの事が可能な政策でもだして見せろ、机上の空論では世界は動かない事を知った上で、ファンタジーに逃げ込むのは報道機関ではなく「宗教」しかも、狂信者にしか見えない。