世界は目紛しく回っている。

 

 

 

どうやら、この世界では

 

僕の知らないところで、様々な物事が怒っているらしい。

 

意外にも、自分の身近なところにも。

 

 

 

 

あくまでも妄想だが、

 

もしかすると、今まさにこの瞬間、

 

自分の最も親しい友達が、

 

涙を流しているかもしれない。

 

 

 

もしかすると、今まさにこの瞬間、

 

自分の大切な家族の一人が、

 

机の上で頭を抱え込んでいるかもしれない。

 

 

 

もしかすると、今まさにこの瞬間、

 

前付き合っていた女性が、

 

自分とは異なる男性と、

 

この時間を共にしているかもしれない。

 

 

 

 

世の流れは止まることはない。

 

止めることもできない。

 

例え身近な場所であっても。

 

 

 

そして、自分自身も、そしてあなたも、

 

その世の中を回している

 

一人であることを決して忘れてはならない。

 

 

 

だからこそ、他人の出来事に対して、

 

常に100%気を向けることは、必要ないと思う。

 

第三者に起こった出来事に対する感情よりも、

 

まず自分自身に起こった出来事に目を向ければならないと自分は思う。

 

 

 

”人生は自分が主人公でなければならない”

 

誰かが言ってた。

 

多分どこかのお偉いさん?か芸能人が言ったのかな?

 

 

誰かがカッコつけて言った言葉かもしれないが、

 

僕は正にその通りだと思う。

 

 

だってそうじゃん。

 

第三者の出来事に常にフォーカスを置いて、

 

”傍観者”になるよりも、

 

自分がその物語を作る側の方が遥かに楽しい。

 

(あくまで僕の考え方であるが)

 

 

だから僕はいちいち周りの出来事に振り回されるのはやめた。

 

あくまで感情面での話だが。

 

いちいち動揺するのもやめた。

 

 

スポーツでもそう。

 

”この人でも無理なんだ、じゃあ僕にも無理だな”

 

 

この考えは第三者にフォーカスを当てている人の考え方。

 

”悲劇のヒーローになるな”

 

高校の監督に言われた。

 

今ではその意味が分かる気がする。

 

 

 

こんな生き方、何が面白いんだろう。

 

って僕は考えてしまう。

 

 

 

だからこそ、

 

小さな出来事に対してくよくよするのも辞めた。

 

 

 

”僕はかわいそうだな”

 

って考え方自体が

 

一番かわいそうだ。

 

 

 

目紛しく回るこの世界で、

 

自分がその”内側にいる”ということを

 

自覚して自分は生きていく。

 

 

 

もちろん、世界には僕と違った考え方、

 

生き方を持った人もいるのは

 

承知の上での話。

 

今読んでいるあなたが、

 

例え共感しなくても

 

僕はそれが間違いだとも思わない。

 

 

これはあくまで、

 

自分の”理想”の話なのだから。