突然のご報告になってしまいましたが、

 

先程のミーティングでも発表させて頂いた通り、

 

この度、Bridge of Japan America -日本アメリカブリッジクラブ-

 

のオフィサーとしての活動を

 

今日をもって卒業させて頂くこととなりました。

 

 

 

Bridge of Japan Americaクラブは、

 

コロナウィルスの影響もあり、一度解散したクラブですが、

 

僕が日本語のクラスでFacility(TAのようなもの)で教えていた、

 

いわゆる”教え子たち”が

 

一から再結成し、

 

今では毎回30人を超える生徒たちが集まる人気なクラブへと

 

成長した、そんなクラブです。

 

 

 

再結成直後に、私は当時オフィサーを務めていたJSA(Japanese Students Association)との

 

”橋わたし役”として、

 

このクラブのオフィサーにも就かせて頂いたのですが、

 

気がつけばJSAよりもブリッジクラブに専念するようになり、

 

今では、”ブリッジクラブ唯一の日本人オフィサー”として、

 

ブリッジに関わらせて頂きました。

 

 

 

初めは本当に小さく、そして静かなクラブでした。

 

人も多くは集まらず、

 

そして毎週日本に興味のある子たちが集まって、与えられたテーマに沿って会話する。

 

ある人たちは日本語で、ある人たちは英語で。

 

そんなシンプルなものでした。

 

 

 

今では信じられないかもですが、

 

去年の春学期においては、来てくれる日本人もせいぜい2〜3人程度で、

 

ほぼアメリカ人主体のクラブでした。

 

 

 

しかし、今年度からはクラブの方式がガラリと変わり、

 

毎週何かしら違ったことをする、という形に変わりました。

 

来てくれる日本人も嬉しいことにかなり増えました。

 

 

 

また、自分自身も

 

 Word of the Week、Song of the Weekと、

 

毎週日本語の単語の紹介とJ-POPの紹介をさせて頂き、

 

最初こそ上手くいかなかったものの、

 

今では全員が注目してくれる!というものでまでは行かないものの、

 

熱心に聞いてくれる人が徐々に増え、個人的にやってよかったなと思える

 

活動の一つでした。

 

 

 

何かしらの形でブリッジクラブに関わることができていたこと、

 

そして自分に居場所があったこと。

 

そんな自分の楽しい大学生活の一部になり、

 

本当に楽しかった活動の数々の反面、

 

最近では自分が今年度から入部した野球クラブの活動が一気に忙しくなり、

 

なかなかブリッジの活動に深く関わることができなくなってしまいました。

 

 

 

今回の決断に至るまで、正直かなり時間がかかりました。

 

上述の通り、日本人唯一のオフィサーでもあったので、

 

日本人とアメリカ人の橋渡し的な役割や、

 

翻訳、そして実際の日本の文化を経験した身として、

 

離れるのはかなり迷惑がかかってしまうのではないかと、

 

そう感じたからです。

 

 

 

しかし、今の他のオフィサーたちは、

 

イベントを考えるのに熱心で、何より楽しく、色々なプランを練っているのを見て、

 

これなら身を引いても大丈夫そうだな、と

 

本気でそう思い、今回の決断に至りました。

 

 

 

自分自身、自分のプライベートな時間すら取るのが難しいこの状況で、

 

ブリッジのオフィサーを続けるのは、正直精神的、体力的にも困難になってしまいました。

 

 

 

しかし、ここまで貴重な経験ができたこと、

 

そしてここまで、素晴らしい”仲間”とこのクラブを通して知り合えたこと、

 

全てが自分にとって本当に素晴らしいものでした。

 

 

 

そして、何より”卒業”を発表させて頂いたときに、

 

拍手を頂けたのは本当に嬉しかったですし、

 

オフィサーをやって来て良かったなと、本気で思えました。

 

 

 

そして、リーダー(英語ではPresident)に、

 

”戻りたくなったらいつでも戻って来てね”

 

と言って貰えたのは何よりも嬉しかったです。

 

 

 

自分の居場所を作る、ということは決して簡単なものではない。

 

しかし、あの時、

 

自分がオフィサーをやりたい!!

 

と勇気を持って言えたことが、

 

結果大きな経験と思い出、そして多様な出会いをもたらしてくれました。

 

”やって良かったな”

 

そう思えたここ一年と約半年の活動でした。

 

 

 

そして何より、ブリッジに来てくれた、人たちには感謝しかありません。

 

そして自分は居ませんが、これからも、ブリッジに足を運んでくれると嬉しいです!!

 

 

 

そして感謝は他のオフィサーの”仲間たち”へも同じです。

 

一人のオフィサーとして、迎え入れてくれて本当によかったし、

 

何よりクラブ活動などでスケジュールが厳しくなり、

 

オフィサーとしてブリッジに貢献できる度合いがここ最近になって、

 

急激に減ったのにも関わらず、

 

誰一人として文句を言わなかったし、

 

むしろ仲間として最後まで受け入れてくれていたこと、

 

 

 

本当に感謝しかないです。

 

本当にありがとう。

 

 

 

 

最後のWord of the Week、

 

今週の単語、

 

「感謝」「ありがとう」

 

 

 

 

Bridge of Japan Americaで

 

出会うことに出来た全ての人に、

 

感謝の意を込めて。

 

 

 

 

 

松本 純