何だか急に寒くなって、コタツやストーブが恋しい…朝、お布団から出たくない病が
昨日、小学4年生のお稽古。発表の後の初めてのお稽古だったのですが、お稽古場に来て、さあ始めようかという時に
「先生発表会、どうもありがとうございました」
と。。
頑張ったねと、さあ声をかけようかと思ったのに、先に声をかけてくれました
幼稚園の頃から見ているけれど、そんな事がいつのまにか言えるようになっているんだと感動してしまいました
小さい時には、お母様が横で「言うんだよ」と促してくれていたのを見た事がありますが、そういうお母様のお気持ちとか色んなものを、きちんとその子が受け取っていて、とてもあたたかい気持ちになりました
本当に、ありがたい。
さて、発表会の続きです
午後は、生演奏での踊りからスタートでした。
今回、他の会の方から「生演奏でひと舞台つくってみない?」とお誘いをいただきまして、二曲連続の生舞台を
まずは岩手の外山節。
わたしゃ外山の日陰の蕨 誰も折らぬでほだとなる♪
牧場での草刈り唄からうまれた唄ですが、ほだというのは枯草とか枯木のようなものだそうで、若い娘が作業におわれる自分の姿にたとえたような、哀しみも感じられる唄です。
今回のように多人数での踊りは普段しませんので、あらたに振付しなおしてみました
今回のように多人数での踊りは普段しませんので、あらたに振付しなおしてみました
これだけの人数がお舞台に上がると、また元気になりますね
続けて生演奏でソーラン節。
二曲連続だったので、大人の組と子供の組にわかれてもらいました。
はっぴにねじりはちまき。
続いて直ぐにお着替えして、青森の八戸小唄。
青森の八戸小唄は、昭和になって作られた新民謡なので、格好などもこうというものはないのかなと思います。
今回は、着流しに編笠。スッキリと踊ってもらうようにしてみました
深くかぶった編笠は、顔を隠し、なんともいえない雰囲気をつくってくれるのでとても好きなのです
男踊り初挑戦の方も、頑張ってお稽古してくださいました
そして、沖縄の谷茶前節。
子供達に踊る事を楽しんでほしいなと決めた一曲でした
が…お稽古始めてからお衣裳がないことに気づく
ありあわせの古い夏着物や、処分するようなやぶれたものをわざと洗濯で縮ませてみたり、なんとなくそれらしくなればと仕上げました。
沖縄の方からしたら、見た目も踊りも「全然ちがーう」と言われてしまいそうですが、お許しくだはい
とはいえ、こちらの方々には「よく衣裳をそろえた」とか「普段は沖縄のなんて踊ってくれる会ないから、楽しくてよかった」とか、とても嬉しいお声を沢山いただきました
わかば会出演の今回の舞台の中では、1番の拍手をいただけた演目となりました
そして、最後はフィナーレの花笠音頭。
参加させていただくようになって約6年。
年毎に、わかば会の会員間の距離も、連盟の皆さんとの距離も、縮まっていくような気がしております
私も、子役たちも大人たちも、沢山の勉強をさせていただける機会に感謝しております