少々前の話になるが、4月4日の日本選手権女子の大会で、大会終了後、池江選手が「努力は必ず報われる」という言葉を考えたんだけど、ポイントはこの言葉ではない。

 

彼女は努力は必ず報われると「信じている」というところにあるなと。信じると言葉で言うのは簡単だけど、信じるという言葉を改めて考えるとむずかしい。

 

自分の過去の経験から考えたけど、自分としては本能的な思い込みみたいなもの。

 

考えたり、なんか努力して信じようとするとか、ということではなく、なんかわからないけど理由なく、こうだと思い込んでいるもの。自分にはこの方が信じるという言葉を理解しやすい。理解というより身体でわかる感じ。

 

自分の経験では大学受験も思い込みがあり、その通りになったし、苦しい時も、自分は大丈夫で、必ずこうなるみたいな、根拠は全くないんだけれども、ぼんやりした確信みたいなものがあって、結果その通りになって来た。

 

頭からではなく、なんか腹の底から思えるみたいな感覚。自分にとってはそれが信じるということかなと思っている。

 

この池江選手の発言はマスコミでも色々意見が出たようだけど、努力をしても結果が出ない時もあるとか言われてたけど、要は努力して報われるということではなく、そう信じているかどうか。

 

努力は報われると信じてると思っても、結果が出ない場合は、信じてないような気がする。果たして本当にそれを信じているのかどうか、自分を見つめ直すことが大事かな。と、思った。