以前にも言ったけど、日本は八百万の神の国だから、リーダシップを発揮しようとすると潰される。

 

日本の歴史上、おそらく織田信長のみが本当に強いリーダシップを発揮した唯一の人だと思う。日本の中世を壊した。残念ながら長生きはできなかった。

 

今日本はコロナのワクチンがうまく進まないとニュースで騒がれているが、政府は強権を発することができないから全て調整、調整で、各自治体に任すしかなく、政府主導での全国的な体制がしけないのである。

 

日本のコロナはさざ波と言われた高橋氏のいう通り、世界的に見れば日本の感染率はさざ波程度。これはある意味国民の民度が高いと言える。もし、県を超えて病床を確保できればそれほど問題にはならない。でもそれができない。いろいろなしがらみがあるから。歴史が長い国ほど、そのしがらみは複雑で、とても解きほどくことはできない。コロナ禍ではなく、政治禍である。

 

今思うと吉田首相や、田中角栄首相が懐かしく思われる。少なくとも彼らはいまよりはリーダーシップを持っていた。

 

国民は政治に希望を持てなくなっている。今の議員たちは確かに国民から選ばれているが、政治に希望が持てないから、いい人材は政治から逃げて行く。必然的に残った大したことのない人から選ぶしかない。選択肢がないのである。この悪循環である。

 

高橋氏のような素晴らしい人が辞め、どうでもいいようなお役人様が自分の立場、保身が第一で、税金で暮らせているにもかかわらず、その国民であるお客様は後回しである。東京都のトップもMe First で都民は後回し。企業は顧客第一でやっている。Me Firstでもいいから顧客が望むことをやって欲しい。