

『何で、誰かに聞かないの?近くに(高校の)先生もいたし、警備員さんもいただろう?お前は口がないのか?わからなきゃ聞けばいいだろう。そんなこともわからないのか、幼稚園生だって、わからなきゃ誰かに聞くだろう!〇〇(次男)だって人に聞くよ!』近所迷惑も顧みず、大声で怒鳴った。この時、本当に長男をぐーで殴りたかった。がっつり、のしてやりたかった。でも、暴力振るっても、解決にはならないし、私の手も心も痛くなるだけだ。
心の底から、『こいつはダメだ』と思ってしまった。『もう、高校行かなくていいよ。行かなくていいから、家から出て行ってくれ』この時点で、泣きたかった。息子の気持ちがわからない。こんなに、考えてやっているのに、答えてくれない息子が情けなくて仕方ない。普通の子が当たり前に出来ることが、なぜ出来ないのだろう。
黙って部屋に戻る息子を追いかけ、携帯と息子の大事にしているカードを奪い、カードをごみ袋につめ、外へ放り捨てた。捨てていると、涙が流れてきた。泣けて仕方ない。娘が気にして見ているけど、悔しくて仕方ない。大声でも泣けない。携帯も折ろうかと思った。真っ二つにしようかと思ったけど、辞めた。そこは、理性が働いた。
自分の部屋で、声を殺して泣いた。あたり処の無い怒りや悔しさや情けなさで、悲しくて仕方ない。
自分でも、情緒不安定なのは十分承知している。時期的なものだ。今だから、こんなに辛くて悲しいんだ。泣きたくもないのに、涙が止まらない。
落ち着くまで、まだ時間が必要そうだ。息子の顔見たくもない。