ダンナのリハビリのノート

懐かしいな

言語聴覚士(ST)さんが女性で

ものすごく熱心な人だった

ずっとこの人に

言語のリハビリをしてもらっていたら

単語くらいは話せてたかな


まあそれには家族の協力が必要だけどね

リハビリ病院ではすべて家族の協力が必要だ

家族にも忍耐力が必要だな

なかなか大変だ

でも家族の力は

思ってもない力を発揮するそうで・・

そうリハビリ病院の先生に言われたな




昨日ダンナに会って思ったけど

ダンナは時間の経過が

よくわかってないのではないのかな

4年もの年月が流れているとはわかって

ないような気がする

そういう感覚は持ってないよね

もういろいろ諦めちゃったか?

でも言語も自分で努力しないと結局は

話せないで終わるよな

努力するのはダンナは好きではないもんなあ



ダンナの部屋を見て疑問が湧いてきた

やたらときれいだったけど

誕生日の色紙みたいなものとか

あたしらの写真とか飾られていたけど

それってもしかしてあたしらが

面会に来るってわかったからそうやって

きれいにしたんじゃないの?

飾ったりしたんじゃないの?


その疑問をススにぶつけてみた

「そんなの当たり前じゃん

それしかないでしょ」と言われた

もう悲しいことに介護に関して

こうやって疑うことしかできなくなってる

それは今まで散々に介護のことで

嫌な思いをしてきたからだと思う


となりのお部屋の人の名前が変わっていた

亡くなられたのかな?

よく声かけてくれたおばあちゃんだったけどね


4年もの間にいろんなものがなくなり

変わっていったね