従来のマーケティングリサーチでは、調査によられたデータは共分散行列や距離行列(距離空間)として整理されて、それをもとに体系化・構造化がなされると思います。

一方私たちの研究では、行列データは推移(遷移)行列や位相空間(例:ネットワーク)として整理され、あるいは実験計画(例:直行配置)として用意されます。

同じ行列を用いるにしても、その用い方や行列の意味が異なるともいえます。

論理的に言えば対称な共分散行列は必要十分条件にかかわるものですが、非対称な推移(遷移)行列は十分条件にのみかかわる問題であり、その成果も位相空間と親和性があります。