私のキャリアも熟して来た頃に経験した、おぞましく、驚愕の、そして悲しいセクハラ経験を今日は書いてみたい。

 

この時期、私はある部門で数々のプロジェクトに関わっていた。その中でとても魅力的な男性と一緒に仕事をする事になった。彼はもともと英国出身者。どういう経緯でアメリカで仕事をするようになったかは知らない。わたしよりもかなり年下で、体格もよく、オシャレであり、勿論仕事も出来た。

 

白状すると、それよりも何よりも英国遊学経験があった私には、彼の訛りがたまらなく魅力的だった。

 

(因みに、アメリカでも英国訛りは格式あるものとして(アメリカ人のプライドが許さないので公に認める男性は少ないかも知れないが・・・)男性のそれは女性にとても人気がある。)

 

そんな彼とあるプロジェクトで同じ会議に出るようになる。そしてある日たまたま彼の隣の席に座った。その時に彼のはいていた靴と、していた時計が目に入った。非常にしゃれたそれであった。

 

私は男女構わずおしゃれをしている人が好きだ。それで、躊躇する事なく、

 

「あら、素敵な時計をしているのね?」と彼に言った。そしたら彼はすかさず、

 

「そうかい?本当にそう思う?」と嬉しそうに笑顔を見せた。

 

私は純粋に’素敵な時計だし、彼に似合っている’と思っていた。私が犯した大きな間違いのはじまりであった。

 

認めます。。。その歳になるまで、男性に対する褒め言葉がとても危険なモノだという事を私は知らなかったのです。。。不覚にも。

 

私の言い訳・・・

塾でのバイトを含めると教師経験が長かった為、老若男女関係なく、心からの褒め言葉はどんどん言うべき、言った方が良いと心底思っていたのです。

 

それから、私が彼とお近づきになりたかったのも事実。でもそれは私の中では純粋に仕事上の理由からだった。優秀な彼にその時のプロジェクトに大きく貢献して欲しかった。そうする事で彼の成果となり、部門そして会社の業績に結びつくと考えていたから。

 

(これは本当なのです。誓って本当なのです・・・)

 

それが。。。思わぬ方向へ。しばらくしてから彼からテキストを貰うようになった。はじまりは。。。その内容に関しては年甲斐もなく、恥ずかしいのでこの辺りは省きますが。とにかく、身の蕩けるような?甘い褒め言葉がつづいた。

 

(これに関してはもしかして後々官能小説でも書けるのではないか?と思える位)

 

後で知った事だけれど、当時の彼は元妻との離婚裁判で精神的にかなり疲弊していた。

その上、40手前で男盛りと来ている。これがどういう事を意味するか、大人?の方々には容易に簡単に想像がつくでしょう。

 

そして、案の定、また厄介な状況を生み出していたのですが、この辺りは割愛。

 

ある時、現場視察と市場調査という名目?で欧州出張に出かけた彼。その初日の夜、忘れもしない米国時間午後9時42分に、フェイスタイムでの電話が掛かってきたのである。

最初のひと声で彼が酔っているのが分かった。。。

 

さて、ここからいよいよ・・・・

 

つづく。