その後どうやら、カウンターで少し眠っていたようだった。

肩を揺さぶられて起こされる。


「鳳起きろ、そろそろいくぞ」


「ん~」


目を開けると本田さんが笑ってた。


「だからいっただろ、一気に飲みすぎなんだって」


「あはは(汗」


「具合は大丈夫か?」


「あ、はい。ちょっと寝て酔いも冷めてきてますので!」


「んじゃいくか」


「はい~」


「あ、マスターさんカクテルおいしかったです!又今度教えてくださいね!カクテルの意味!」


なんともいえない優しい笑顔のマスターは何も返事はなかったが、鳳には「いつでも」と言ってるように聞こえた。

その後本田さんと、又先ほどのスナックに戻った。
お客は誰もいない。

店には夕方挨拶した組員さんがいた。

一斉に席を立つ組員さん


「兄貴ご苦労様です」


うあ・・・映画の光景がそこにはあった。
でも本田さんは言う


「おまいらそれ止めろって(笑)」


そうして、席に着いた
鳳の横には、さっき隣にいた子が又来てくれた。
鳳的にも、まだ組員さん方とはなれていなかったので、ちょっとほっとした。

各々に飲み物が運ばれ、組員さんの一人が席を立つ


「今日は皆さんお疲れ様です。今日は新しい家族が一人生まれました。
めでたき日に乾杯!」


「かんぱ~い」


声が店内に響き、皆が僕のグラスにコップを当ててくれた。
なんだか物凄く照れくさかった。

色々な組員さんが声を掛けてくれた。


「鳳さっきはすまないな。凌ぎ中に笑う事できないもんでな。」


めっちゃめっちゃおっかない顔なのに、めちゃくちゃな笑顔で近寄ってくれる。
その迫力に鳳は押されっぱなしだった。

さっきのぬまごんさんもきた。


「鳳~おまえ酒つよいんだってな~俺さ酒めっちゃ弱いのに兄貴達にいつも飲まされてさ~
今後はお前にお供かわってもらっていいかぁ~なぁ~いいらろ~」


すでに口が回ってない・・・
もう店内ちょっとした宴会になっている。

カラオケを歌ってる人から、ひたすら女の子と話してる人本田さんの方に目をむけてみる。
すぐに本田さんもこちらに気づいて


「どうした?鳳飲めよ~」


「はい!いただきます!」


隣の子が鳳に話しかけてくる


「そうだのんじゃえのんじゃえ~」


こうして朝まで宴会は続いた・・・・