『ぼーっとしてどないした?』

「いえ~ちょっと考え事をしてました」

『自分寝不足やろ?これからは夜十時就寝の朝5時起床を心がけて生活してみぃ」

「それも課題になるんですか?」

『課題ではないけどなぁ~「朝5時起きの就寝10時」とは、
リズムの作成やな!五時とは、(護時)護る時で、
十時とは、(充時)充たされた時を意味するからや!
 すると睡眠が七時間となり、七業期の準備が整う。
日とは、「夫婦ならんで布団で寝ている様子」、
月は、「布団から出て行動している様子」、
火とは、「人として汗を流して働く様子」、
水とは、「夫婦がお互いの仕事を通じて頭を下げて挨拶する様子」、
木とは、「宿り木して休む様子」、
金とは、「家に帰り囲炉裏の前で向き合って話している様子」、
土とは、「寝る前に仏壇の前で一日の行いを先祖に報告して手を合わせる様子」
という感じを漢字にしたのが始まりなのに、人間知らないやろ? これが七業期なんやでぇ!』

「へぇ~」

『へぇ~あらへんがな!大事な事なんやで?課題はな蟻を10匹見分けれるようにせい。
いまの自分なら簡単な課題や。』

「ありがジュウ!ありがとうですか!感謝して蟻見るって事ですかね?」

『「ありがとう」とは、「蟻が十匹」でもエエし、「在我問う」でも解釈として許したる!
 蟻を十匹数えるには、蟻の個性を見出すと簡単に数えられる。
知りたければ実践や!これは、現在の世で説明するとやなぁ~
虫=無視と捉え、隣には義やろ?人間・・・人としての義理を無視してへんか?
挨拶もあんまり交わせへんやん!そして、蟻が足元に居ても気付かず踏んでいくやろ?』

「あぁ~蟻みるとその道歩けなくなるんですよね・・・わざわざ道変えますもん(笑)
でも蚊だけは許せないんですよ!だから蚊だけは殺すんです。
生まれ変わってこーい!って良いながらパッチンパッチンします!」

『 自分・・・これは理解出来てるみたいやから、エエけど・・・
これ・・・蟻の命を知らずに奪ってるんや!
やむえず殺してしまうことになるときは、自分いってる感じで生まれ変わって
別の形で逢いましょうって心で願う事が大事やでぇ~
でも今の人間のほとんどが無視やろ?せやから、ワシ・・・怒り頂点なんや! 
在我問うとは、自分がなぜ生きてここに存在しているのかをワシに問う事なんや! 
ちなみに「おおきに!」は、大きい木即ち・・・
「樹に成るにはどのようにすれば良いのですか?」とワシに尋ねてる訳や!
んで・・・「毎度おおきに!」は、何度もワシに尋ねよるんや・・・知らんかったやろ?』

確かに今の世の中、隣人すら誰かわからないとかが普通になってる。
豊かな時代になるほど、人は心をどこかに置き忘れているように僕は思う。
お金ばかりを追いかけ、義理人情など今じゃやくざ映画でたまにでてくる位だし・・・
こんな時代だからこそ、義はとても大事なんだと思う。
学歴だけじゃなく今の世の中には心の学校が物凄く必要な気がしてならない・・・