「あん？」
顕進任がな、統一教を出ていかれたさかいな、俺も統一教を出て行くで～
「あんた、元から出てるようなもんやん！」
ア、アホ！ ちゃうねん、統一教とは縁を切る言うことや！
「あんた、なにを言うてんの？ 真父任は？ 母任はどうすんの？」
どうする言われても、、、顕進任がいてへんかったら、あの腐れ外道どもにあない囲まれてもうたら、どうすることもできひん。残ってたって同じや！
「あの穀潰しどもからあんたは守ってあげられへんの？」
俺ひとりでか？
「そうや。ひとり突っ込んで行って、自爆でもしてやったらええやん。」
おまえね～ 無駄死に、犬死にするようなもんや。
「あ～情けな。あないみ旨や～、摂理や～言うて、いざとなったら、真父母任を守られへんの？」
・・・・・・ ！
「あんな穀潰しどもにええようにされて、あんた真父母任を見殺しにすんの？」
うっ、、、、
「、、、ったく、これやもんな。家庭で穀潰しのあんたに苦労させられて、、、また更にあないな穀潰しどもが、生命の真父母任を、、、ウチの苦労も報われへんのんか？」
おまえね～ 穀潰し、穀潰しって、、、あんな腐れ外道どもと俺を一緒にすなっ！
「あんたもあいつらも穀潰しや！ まあ、ウチや家族を救えへんもんが、真父母任を救えるわけがないわな。」
うっ、、、、
（このクソばばあ～）
「ふんっ、どうせ、心の中でこのクソばばあと思うてるんやろ？」
なっ、、、なんも言うてへんやろ！？
（なんでわかんねん？）
「（笑）あんたが顕進任言う気持ちはようわかるわ。しゃーない。あんたの好きにしたらええ。」
チェっ、えらっそうに、、、！
「そうや、ウチは少なくともあんたよりは、偉いんや！」
・・・・・・
（ほんま、ど突いたろか？！）
「ど突けるもんなら、ど突いてみぃ」
なっ、なんやねん。突然、、、
（こいつ、魔女か？）
「（笑）しゃーないわ。顕進任の方がどんだけお辛いか？ あの方は、今後7年、心情の十字架を背負われはるやろな。ウチらにはどうすることも出来へん。悪いんは、あんたを含めての穀潰しどもや。」
（こいつは、穀潰し、穀潰しって、、、）
お、俺もか？
「そうや、あんた結局真父任に何をしてあげられたん？」
・・・・・・
「顕進任には、もっと出来へんよ！ そんな安い腹をくくっても、、、」
なっ、、、！
（いけ好かへんなーもう）
「はいっ、ウチの家族は、脱統一教家族や」
脱北者にあやかって、脱統者や！ 笑
「アホっ！」
やかましい！
（このクソばばあ）
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