北朝鮮 対 中国(統一への道) | 評議会のブログ

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いよいよ、中国、北朝鮮との亀裂に溝が拡がってきた。韓国、ニッポンの関係と違うて、中朝関係は親密やった。朝鮮動乱時に血を流した同士として、中国は、朝鮮の経済的支援を含めて、地政学的見地から、米国の巨大軍事力の前に互い防波堤を張ってきた。

アベル型国家、所謂、み旨の道を歩む摂理国家と称してるニッポンは、とうの昔から韓国を見限り、中国の北朝鮮への対応以下にして、統一へに道を阻むかのような態度に陥ってるのに加え、カイン型国家としての中朝間の結束は強固に統一を阻んでた。

せやから、サタンの思惑通り、中朝の結束、ニッポンの嫌韓は、統一への道を阻む良き材料としてサタンの讒訴そのものになってた。

そんな中朝が、韓国、ニッポンにように互いを見限る様は、まさに韓日の悪い亀裂を逆走させる摂理的善き兆候を見せてる。

北朝鮮が国営メディアを通じて初めて中国を名指しで、それも全面的な批判を展開した。

北朝鮮が中国の対応に不満を表明したんは、何も今回が初めやないけど、名指しはなかった。今度ばかりは、致命的な石油の供給がかかってる。北朝鮮の戦時の為の貯蓄がどの程度であるかはわからへんけど、日常の生活を犠牲にし、いつ勃発するかわからへん戦時の為だけに貯蓄を出し渋れば、人民の民意はどうなるか? いかに抑圧しようとも一部だけに限らへん抑圧になる為、困難を極めるやろ。

それは金正恩の北朝鮮自信が一番ようわかってるはずや。わがままとも取れる北朝鮮が、ここに来て、中国への不満が極度に達してるんは、北朝鮮自身の進退を極めてるからやと思われる。

当初から中国は北朝鮮の核実験も核保有も認めてへん。北朝鮮がこれまでに5度核実験を行ったが、中国は国連安保理の非難・制裁決議に一度も拒否権を発動したことも棄権したこともない。

今や、北朝鮮との地政学的な同盟が、中国の戦略的安保だとする価値観はなくなったと見てええやろ。

韓国は北朝鮮が挑発を行った場合、北朝鮮に報復できるよう徹底的に準備しておくべきやと中国は主張した。更に、北朝鮮と衝突が起きた場合、米中など関連国家から国際的支援を確保しておくべきとまで言い切ったからビックリする。

アベル型国家がビックリするんやから、カイン型北朝鮮はもっとビックリしたやろな!

しかし、中国は、地政学的な立場は変えてへん。米国主流の統一で米軍と陸続きで隣り合わせには絶対ならへんようにするはずや。

トランプは、中国の習近平との電話会談後、Korea は、昔、中国の一部だったと言った発言が出た。韓国は、猛反発した。

北朝鮮が中国の警告を無視し、6度目の核実験に踏み切れば、米国は、北朝鮮のミサイル、核施設へのピンポイント攻撃や斬首作戦にて金正恩体制を変えるまでは黙認するが、あくまでも北朝鮮内に米軍は入れたくない。

そこで、米中軍の非武装地域として北朝鮮内を空白にしたい中国は、取り敢えず、中国傀儡の北朝鮮政権を作りたい思惑があり、習近平は、急激な統一を避け、米軍が韓国から抜け出るまでは、様子見をしたいわけや。

そこで、極東歴史がわからへんトランプに提言したのではないかと思われる。

そんな北朝鮮は、先手を打って、中国の傀儡国家の案山子と思われる金正男を毒殺したとの疑惑が生じてるが、まあ、真相はなんとも言えへんわな。

窮鼠、猫と虎を噛もうとするような北朝鮮は、次に打つ手として、中国を仮想敵国とするかもしれへん。すると北朝鮮の核ミサイルが北京にも向けるとなれば、中国はどう出るか? なにがなんでも北朝鮮をなくそうと米国に変わって北朝鮮を打って出るか?

急がれる韓国北朝鮮共有の統一ビジョン。ニッポンは蚊帳の外には変わらへん。


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