我がベンチャーは、5年間にわたって、政府系ファンドから開発資金をもらってきました。本年の3月に終わって、あとはお金の管理の始末をつけなければなりません。やっと終わりそうで、梅干飴は嬉しくてたまらない。こんなことを言うのは、実におかしいでしょう。だいたい、ベンチャーは自分の技術を世の中に訴えてお金儲けをして見せて、その価値を訴える会社ですからね、お金の管理が苦手じゃー、話にならない。


ところが、この私、お金の管理は超下手くそです。書類の管理も下手くそです。それをここではご披露しましょう。


この制度では、外部に仕事を委託することができます。関西の某大学の先生に、4年間で、約500万円の予算を回して、仕事を依頼しました。この場合の大学は、政府系ファンド機関との契約ではなくて、我がベンチャーとの契約で仕事をします。で、政府系ファンド機関は、大学との契約書、委託の費用の大学からの請求書、支払ったことを証明する書類(銀行の機械から送金時に出てくるひらひらの紙)を出せと言ってきました。


でですね、わたくし、時間が迫っているので、大学の産学連係掛の女性担当官に、直接政府系ファンド機関に書類を送ってください、とお願いしたところ、「うちはその政府系ファンド機関とは直接やり取りしていないので・・・・」と言って僕のところに送ってきました。


これは正論以外の何モノでもないですから、「おっしゃる通りでございます」と言ってシャッポを脱ぎました。大体、その書類がなくなったのは、私の責任ですからね。という訳で、グーの根も出なかった、というお話です。