まだ実験室に居りますが、そろそろ帰ります。疲れましたが、ちょっとだけ見えてきましたので、頑張れば何とかなりそうに、思えてきました。


博士課程を出た後、2年ほど寄り道した後、独法の研究所に入所し、30数年を過ごし、第二の人生では管理部門を経験しました。その間、ベンチャーをやってましたので、忙しく夢中でした。で、それも今月で終わり、ベンチャーに専念します。(いや、正確にはする予定です。なぜ、予定かは、以下)


で、40年近く、独法の研究所に居て、やっとわかったこと:独法の研究所は、技術を創造して、社会に出して貢献する、と標榜していますが、これは、スローガンに過ぎず、これは、まー悪く言うと、スローガンを造る立場の方々が言っているに過ぎない。しかし、その下の者は、それにしたがって、それぞれのセクションの仕事をしますが、本当に技術を作り、世に出して世間の評価を浴びるように、組織が出来ているか、というと、実は、肝心のところで出来ては居ない。


ベンチャーでの開発も、装置を借りてやってましたが、払い下げてもらわないと、ベンチャーは継続できないのですが、払い下げるのは、随意契約では出来ず、公開入札をする。従って、本当に必要な企業であるところの、ベンチャーに落ちるかどうか分からない。借りていたと言ったって、ワタクシが造った装置ですがね。


総務省は、独法に対して、自己評価を義務付けているので、大学(私立、国立を問わず)、高専、独法研究所が、評価報告書作りに血道をあげていて、外部委員である先生に、成果を社会にだしているか、イノベーションの取り組みはどうか、など、大狂想曲を演奏しているのです。しかし、成果を世間に問うべく奮闘している内部のベンチャーが払い下げを依頼すると、随意契約にすらできず、第三者の邪な会社の参入を阻止できない。


こういうの、なんて言うのが適当でしょう。茶番劇、臍で茶が沸く、つっーか、組織が合理的に出来ていない。何となく、みんな言われてやっているだけで、誰一人本気の奴が居ない、と言う印象を、最後になって感じているのです。


従いまして、アタクシの最後が、茶番劇が、悲劇に終わるか、ハッピーエンドになって、ベンチャーの苦しみが今後も続くか、はいご苦労さんとなるか、その結論は、そろそろ出ます。