GWでだらだらしてはいるのですが、倅がラップトップを買うと言うので、ついてこいと命令する誰かさんに従って、昨日は、新宿に行ってきました。いま、丁度新入学シーズンで、皆さんラップトップを買うのですね。


大学生に本当のことを言うのも何だし、PCなんて、一生のうちには何台も使うようになるに決まっているので、そのうち凝りだすだろうし、本人に任せました。結局、Dynabookを買ってました。無難な選択です。台湾製にしなかったこと、Macは、まだ早すぎるようです。画像をそのうちにトヤカク言い出すはずなんですが、まっ、その時はまたその時で気に行ったものを買うでしょう。


で、東京に行く車中で、すでに述べた日本海海戦を読み進みました。この別宮さんは、司馬遼太郎の記述が間違っているところに関しては、いちいち説明するので、面白いです。司馬遼太郎は、思いこみが激しく、話しを面白くするためには、結構史実を曲げているようです。その具体例


①坂の上の雲では、日本海海戦で東郷平八郎が買ったのは、秋山真之の手柄のように書いているけれども、それは間違いである、と断言しています。ドラファルガーのの海戦でスペインのアルマダ(無敵艦隊)を破ったのは、やはり、ネルソンの武勲である。東郷平八郎の武勲ではないように言うのは、妥当ではない。


②日本の艦隊が一か所にずっと待機していたのは、東郷平八郎の信念によるかのごとくに司馬遼太郎は書いています。信念と言えば言えないこともないけれども、実際にはロシアの艦隊の石炭の貯蔵量を計算し、海戦時の速度を考え、港までの距離を考えると、日本海を通過するに決まっている、せざるを得ない、という読み合ったのですね。こういうことは、司馬遼太郎は書かないのです。


③ロシア艦隊の司令官は、ロジェストベンスキーですが、この方、「負ける」と分かっていたそうです。別宮氏はそう書いています。「へぇ~そうだったの!」と驚いてしまいましたよ。


④それとですね、日本海海戦がいきなり始まったわけではなく、その前に黄海海戦というのが起きております。この時の教訓は何だっか、というようなことを、キチンと説明されていて、東郷平八郎は、愚鈍な司令官では全然ないですね。


⑤司馬遼太郎によれば、ロシアの艦隊と戦う司令官を誰にするかの人選では、「東郷は運が強い」からということで、選ばれたというように話しを面白くしていますが、これも嘘だ~ と、著者は書いています。前後の候補者を見ても、良い人はいないそうで、東郷平八郎が最適な人物だったそうです。


と言う訳で、司馬遼太郎は、殆ど講釈師 と思った方がよさそうですよ。