測定に関して、誤差という言葉があります。しかし、最近の計測では、誤差という概念は使いません。なぜかというと、誤差は計測値ー真値で定義されますが、真値がわかるならば、誤差論などやる必要がありませんので、なんだか、話がおかしくなてしまうからです。
で、誤差の代わりに、計測値のバラツキ具合で議論します。それを、不確かさと言います。不確かさが小さいほど、よい計測だと言えます。たとえば、長さの測定で、不確かさが3mmだとか、言います。この場合、40センチの計測で、不確かさが3mmなのか、400メートルの計測で不確かさが3mmなのかでは、全然意味が違ってきます。その意味で、相対不確かさという概念がでてきます。相対不確かさは、%で表されます。
ある先生は、不確かさが%で表されるのはおかしい、とおっしゃる。
ある会社の技術者は、測定量Xを相対不確かさΔを使って X(1+Δ)と書いてΔは1に比較して微小量だして始めた解析に対して、Δが微小量だ、とするのは間違いだ、とおっしゃる。
二人の迷論暴論には、あいた口が塞がりません。まともな議論ができません。