痔。それはそれはとても恥ずかしい病気。今から遡ること3年前、当時は会社を代表して親会社でプレゼンをする報告者に任命され、報告資料作りやスピーチの練習などで、心身ともにクタクタになる日々を数ヵ月続けていました。

 

 そんなある日、肛門の外へ何かが飛び出しました。幸いなことに仕事中ではなく、家で寝ていたときだったので、「うわー、ウンチを漏らしてしまった」と慌ててトイレに駆け込んでパンツを確認するもノーウンチ。

 

 しかし、肛門には何らかの違和感があるので、ウォシュレットで洗ってみると……「ニュルンッ♪」と肛門内に戻る感覚がありました。痔に関しての知識はありませんでしたが、すぐに「いぼ痔だ!」と理解しました。

 

 実はそれまでにも「何か肛門に違和感があるな?」と思う日はありましたが、特に気にすることなく生活をしていましたが……いよいよ、現実と向き合わなければならないときがきたのです。

 

 しかし、スマホでいぼ痔について調べると「肛門内に戻るのは初期症状」とのことだったので、安心してしまいamazonでボラギノールを購入して自分で治療することにしました。「最悪、治らなくても、これ以上、悪化させなければ大丈夫でしょ。初期症状なんだし」という安易な考えが破滅への第一歩だったのです。

 

 痔の手術のお話し②へつづく。