放射線治療

 

↑前回の続きです。

 

放射線治療は術後なのでとりあえずさておき…

 

今回の手術は耳下腺腫瘍のみだけでなく

 

「耳下腺、顎下腺、リンパ節もとってしまう」

 

という内容でした。

 

 

こちらのHPがとてもわかりやすかったので載せておきます。

 

耳下腺腫瘍の手術-腫瘍の完全切除が重要

 

ていうかこれ読んだけど結構ヤバかったんだな。怖。

 

リンパ節に転移すると残念ながら予後がよくない…って!

今のところ再発はもうないけれど、いい先生に恵まれたんだな…。

 

 

この「郭清手術」、私は当時初耳でした。

ざっくりいうと、器官ごと取っちゃうよ、

ってことだと思います。(ほんとにざっくりすぎるわ)

 

唾液腺って3つあって、耳下腺、顎下腺、唾液腺(舌下腺)なんだけど、

左側の三分の二が今回なくなると。

 

唾液腺をとってしまうと、後遺症として「フライ症候群」というものがあります。

 

唾液腺がなくなるので唾液のかわりに脳が汗を出すように

命令するらしく、私は食事をすると必ず左のこめかみあたりが

汗だくになります。

これは、術後は軽かったものの、年数が経つにつれて

症状がひどくなっている気がします。

 

すっぱいものを食べるとキューーーっとする感覚があります。

その部位が赤くなる人もいるみたいですが、私は自分で確認したことはありません。

 

子供に「お母さん泣いてるの?(←汗と涙の区別がついていないので)」と言われたこともあります。

それくらい、涼しかろうがなんだろうが汗がタラタラでます。

 

脳も余計なことすんなよ…。

 

あとは、一つ残っているとはいえ、唾液量は減るので虫歯になりやすいと。

 

私は妊娠~出産後、忙しくて中々歯医者に行けず、

歯肉炎からの歯茎が下がっていく経験をしました。

特に左側の進行が早く、やっぱり唾液量の低下のせいかと思われます。

 

地味ですが、まぁこんな感じの後遺症があります。

 

後遺症を発生する確率は割りと低いという論文をネットで読みましたが、私はまぁまぁある方かな?という感じ。

 

 

腫瘍が出来た場所も深葉、浅葉と区分けされますが、

私は運がよく浅葉でした。

浅い場所に腫瘍があるか、深い場所にあるかどうかということです。

 

当時理解していたつもりですが改めて調べ直して

理解できたこともあります。

こうして書き起こすことって大事だな。

 

当時はそんな気力もなかったし、若いうちは仕事や遊びに夢中で

こんなことを考えることもしませんでした。

 

 

真面目な話でしたね。

次は術後の話かなー。