前回の胚移植では残念な結果に終わり、長距離通院に区切りをつけて地元にあるクリニックへ転院することに決めました。

 

今住んでいる場所は夫の転勤で初めて訪れた土地で、あまり土地勘がありません。

 

なのでクリニックを選ぶ基準としてまず、PGT-Aを先進医療として実施しているか否かで絞り込みました。

 

その上で先生の経歴や口コミを参考に、電車で1時間ほどのところに決めました。

 

今まで通っていたエリアは駅近辺に複数の有名クリニックがあり選び放題でしたが、地元では私のように高齢、低AMHなどの事情を考慮すると必然的に限られてきます。

 

それでも今までに比べれば通院時間や交通費も格段に抑えられるので気持ちが楽です。

 

都会と地方の違いあるあるですが、、

今回お世話になるクリニックは日祝休診。

初診は平日夫婦揃っての面談が必要です。

 

そこで夫に平日有休をとってもらい、ついてきてもらいました。

夫は子供はいてもいなくてもOKというスタンスなので、協力に嫌な顔はしませんが自発的に有休とったり採卵や移植に付き添ったりするタイプではないんですよね。

なので治療は私のお願いベースという感じです。

 

 

~そして初診当日~

 

夫とともに先生とあれこれお話してきました。

 

結果、めーちゃくちゃ丁寧に対応してもらえました。

 

前のところは大規模で先生も患者の数も桁違いなのでどうしても流れ作業になってしまい、あまり突っ込んだ質問や聞き取りが無かったんですが、今回は1時間以上、夫婦そろってじっくり方針を相談できました。

(夫は話の内容が難しくて途中眠気と闘ってた)

 

その結果、今までしてこなかった検査を夫・私ともにやってみようということになりました。

先生曰く、今までの治療内容に問題は無さそうだから別角度からも攻めてみようとのこと。

 

 

血液検査など含めて滞在時間は約5時間。

 

こんなに長くかかったのは初めてなので、二人とも帰り道はくたくた。

 

でも、もしかすると今日は厳しい言葉をかけられるかもと思っていたので、予想に反してやさしく協力的な先生だとわかって安堵した気持ちが大きかったです。

 

このクリニックで授かることができればいいな。

 

そう思いながら帰り道にスーパーに寄り、晩御飯はお惣菜を囲んでビールで「お疲れ様」とお互いに言い合って終わりました。

 

また本格的に検査や治療が始まったら経過をアップしていく予定です。

 

つづく。