今年も花粉の季節がやってくる!犬も花粉症になるの? | 犬好きの40代おじさんの独り言

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花粉の時期になると鼻や目がかゆくなってしまうオーナー様は多いと思いますが、愛犬の様子はいかがでしょうか?

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  • 一年のうち、この季節になると特にかゆがる 
  • 散歩に出るとかゆがる 
  • 誰かが家に帰ってくると、かゆがりだす 

こんな症状に心当たりがある場合、もしかしたらそれは「犬の花粉症」かもしれません。

 

  「犬も花粉症になるの?」と驚く方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

本日は「犬の花粉症」について、おうち・病院でできる対策と併せてご紹介いたします。

「犬の花粉症」というと、犬たちが鼻水ズルズルでくしゃみがとまらなくなる姿を想像してしまいそうですが人間と犬とでは花粉症の症状が異なります。  

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そもそも花粉症というのは、植物の花粉が粘膜や皮膚に接触することによって 引き起こされる過剰な免疫反応(アレルギー反応)

人間の花粉症は目や鼻などの粘膜に花粉が接触することでくしゃみ、 鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が出ます。

 

 

 それでは犬はどうなのか?というと、鼻水やくしゃみのような症状が出ることは少ないです。

 主に、脚やおなか、口・目の周り、耳などにかゆみを伴う皮膚炎症状があらわれます。 

いわゆるアレルギー性皮膚炎症状です。 つまり「犬の花粉症」というのはあまりなじみのない表現ですが 花粉が原因のアレルギー性皮膚炎は「犬の花粉症」と呼ぶことができると考えます。 程度は様々ですが、ひどい子になるとかゆくて眠れなくなったり、 かき壊して血がにじんでしまうこともあります。 さらに、弱った皮膚は二次的な皮膚感染症が起こりやすくなります。 元々アレルギー性皮膚炎にかかりやすい犬種の子は特に注意が必要です。

 

  こんな犬種は花粉症に要注意!

 

犬の花粉症を犬種という視点から見ると、ウエストハイランド・ホワイトテリア、柴犬、シー・ズー、 ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、パグ、ゴールデン・レトリーバー、 などが比較的犬の花粉症になりやすい犬種のようです。 

これらの犬種を飼っている飼い主さんは、特に注意したほうがよいのかもしれません。

   

 

「犬の花粉症」についてご説明したところで、ここからはおうちと病院で出来る花粉症対策を ご紹介いたします。

現在症状が出ていなくても、予防対策は人にとっても犬にとっても役に立ちますのでぜひご覧くださいね。

 

 犬の場合も花粉症対策は人間と同じで、「できるだけ花粉に接触しない、家の中に花粉を持ち込まない」が基本となります。 わんこは被毛が多いので静電気を帯びやすく、人よりも花粉を体に寄せ付けやすい生き物です。 もちろん花粉症を患っていないわんこにとって花粉は何の害も起こしません。

 必要以上に怖がる必要はありませんが、もしご自身のわんこに花粉症を疑われる症状がある場合、花粉症対策を考えると良いでしょう。

 以下に「犬のご自宅で出来る花粉症対策」のポイントをご紹介しますので、 花粉症の犬はぜひ参考にしてみてください。

 

 

 ① 花粉が多い時間帯のお散歩は避ける! 日本で最も花粉症の原因となっているスギ花粉は一般的に昼前後と日没後に多くなると言われています。 また、気温が高い晴れの日や空気が乾燥して風が強い日、雨上がりの翌日や気温の高い日が2-3日続いたあとは特に飛散量が増えるそうです。 こういった花粉が多い時間帯はお散歩や外出を控えるようにしましょう。 狙い目は「曇っていて、風が弱い日の、朝一番or深夜帯」です!

 

 

 

 ② 花粉を家に持ち込まない! お散歩から帰ったら体をタオル等で拭いたり、ブラッシングをしてあげましょう。 身体についてしまった花粉はきちんと外ではらいます。もちろんオーナー様の衣服についた花粉も玄関でシャットアウト!花粉をなるべく室内に持ち込まないようにしましょう。

 

 

 

 ③ 全身を覆える洋服で花粉をガード! 花粉が皮膚に付着することを防ぎます。おうちに帰ったらこちらもきちんと花粉をはらうことを忘れずに。

 

 

 

 ④ 乾燥を防いで皮膚のバリア機能を高めよう! 皮膚の乾燥に注意して皮膚が本来持つバリア機能を高めてあげることも花粉症対策になります。

 

 

   

 

それでもかゆい!そんなときは病院へ!

 

病院では主に次の4つの診療を行います。

 

 

 ① 人も犬も同じ。花粉が本格化する前に予防しておきましょう 人間の花粉症も「早めの対策が大事」とよく聞きますが、犬も同じです。 関東では花粉の飛散が本格化するのは2月頃と言われていますので、その前から事前予防をしておくと安心です。特に皮膚が弱い子や昨年もこの時期に炎症があった子は、かゆくなる前に予防してあげましょう。

 

 

 

 ② ピーク到来!抗炎症剤で症状を抑える おうちで出来る対策をしても、花粉を完全にシャットアウトするのは難しいです。飛散量が増えるピーク時にはかゆみもひどくなりやすいので抗炎症剤でかゆみを抑えてあげましょう。 

 

 

 

③ もしかして花粉が原因じゃないかも!?アレルギー検査 花粉が原因と思いこんで対策を続けていてもかゆみがおさまらない場合花粉以外が原因でアレルギー反応を起こしている可能性が考えられます。 病院のアレルギー検査で原因を探り、獣医師からのアドバイスを受けましょう。本当の原因がわかれば愛犬のかゆみを和らげてあげることが出来ます。

 

 

 

 ④ 皮膚のバリア機能を高める!サプリ・シャンプー 症状に合わせたサプリやシャンプーを使い、花粉で弱った皮膚のバリア機能を高めます。

 

 

 

    

人間にとっても愛犬にとっても花粉症は辛いもの。 花粉症は、暖かくなって活発に遊びたくなる季節と重なるので、愛犬を花粉から完全に隔離するのは無理な話。でも、できる限りの対策を施して、症状が悪化しないようにケアしてあげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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