終焉セミナー受講生の皆様におかれましては、狂ったように日常的にワークを続けられて、周りから引かれているのではないかと推察します。
身体の柔軟性というゲートウェイだけではなく、身体操作や施術などに応用されている方も多いと思います。
この終焉セミナーのシステムが良いのは、仮説と検証ならぬワーク(施術)とフィードバックを繰り返せることです。
ワークをして、その結果を確認して、またワークして、その結果を確認している中でだんだんとワークそのものが気持ち良くなってきてしまうという本末転倒な現象に身を委ねているのではないかと思います。
とても良いことです。
それがニーチェの言うところの華やかな全体像ではなく、些細なことにドハマリしている状態です。でもそれが華やかな結果には普通につながってしまいます。理想の身体や身体操作のLUBというのはそれほどユニークではないので、はっきり言えばミメーシスで良いから、真似で良いからどんどんゴールらしきものを更新して良いです。分かりやすく言えば、「私もY字がしたい」で良いのです。パンケーキやりたいでも、パンケーキ食べたいでも。
*これはどちらもI字
で、今回のアドバイスはそんなメンバー向けです。
足を攣ることは一般には悪いことと考えられていますが、「まといのば」では当初より攣ることで深く開発されるから良いと指導しています(というか、最近、とあるバレリーナからそう指摘されました。14年前からそう言われている、と)。
でも、なかなか痛いし、なかなか怖いのが、「ダンサーが攣る」という現象です。正直、かなり地獄絵図です。
でも、バレエ系ダンス系の指導をされている方は「攣れ」と「まといのば」から言われているはずです。むしろ攣りそうになったら、そのまま力を入れて、攣ってしまえ、と。
上手に攣ることで圧倒的な身体開発が可能となります。
今回はその先のアドバイスです。
攣ったら、喜びながら、しかし呼吸を深くします。
呼吸を深くしながら、機械的に手か首を動かしましょう。そして緊張を外に吐き出しましょう。
そうすると攣ることの痛みが解消していきます。
我慢せずに、痛みを味わいつつ、その緊張を外に出します。
そのとき機械的に手を振り、足を振るのが肝です。
Input → Function → Output
を忘れずに!
そうすると攣るのも怖くなくなり、攣ることで身体開発が深く素早く進みます。
一般には全く勧められない方法なので、ここにこっそりと書き記しておきます。