さてと・・・
先日、東京公演が無事に終わった
『雪やこんこん』のお話を少し・・・
前にも書きましたが
昨年の3月下旬から
初めての緊急事態宣言が出る寸前まで
毎日、お稽古をしていました
突然の事に、そして、初めての事に、
日本中が、世界中が 、不安しかない日々でした
突然、やるべき事を奪われてしまって
何もなくなり、ポカンとなりました
でも、それはみんな同じこと・・・
生活様式がガラッと変わり、その現状を
受け止めるしかなくなりました
『雪やこんこん』のお稽古場で
誰も 言葉にはしなかったけれど
荷物をまとめたのに
誰も帰ろうとしなかった光景・・・
今でもはっきり覚えています
これが、最後なのかな・・・と心で思いながら
少しだけ、みんなで労いの時間を過ごしました
あれから1年8ヶ月・・・
公演が出来る事が決まりましたが
ずーっとずーっと不安でした
でも、大好きだった 大尊敬する 辻萬長さんが
天国で見守って下さっているよね
と
と真実さんとも話し、新たなメンバーと共に、
お稽古開始しました
緊急事態宣言は解除になりましたが
私たちの緊張感はずーっと続き、
まだまだ 我慢我慢の連続でした
でも、私たちの思いは
『雪やこんこん』を無事にお客さまに
お届けすることだけでしたので
だけでしたので集中して過ごしました
お話が本当に、今、この時代だからこそ
更に心に響くセリフがたくさんで
演じていた私たちも 毎回胸が熱くなりました
座組、スタッフが本当に一丸となってお届けした
作品・・・
観てくださった方が、喜んでくれたことが
今年1番の喜びです
1月からは地方公演となりますので
まだまだ気を引き締めて、
楽しんでいきたいと思います
私にとって『雪やこんこん』の 和子という役に
出逢えたことは、役者人生の宝物です✨
あんなに喋りまくり役も
初めてなのではないでしょうかね〜
本当に挑戦でした・・・
まだ2ヶ月、和子として生きれるので
最後の最後にどう思うかはまたその時に・・・
座長の熊谷真実さんが最高すぎるので
これからも、ずーっとついていくぞと
と心に決めています
観てくださったみなさん・・・
本当にありがとうございました