先日、私の手元に郵便局からひとつの荷物が届きました。
中身はとっても可愛らしいパッケージのお菓子と、これまた優しい雰囲気のデザインのハンカチ。
送り主は、7月中旬に本当に本当に頑張りすぎるくらい頑張った後、お空へ旅立ったUくんのママ、さっこさんでした。
さっこさんのブログはこちらUくんの持って生まれた病気は「点状軟骨異形成症」という骨系統の難病で、私もさっこさんのブログを読ませていただくまで全く知らないものでした。
私はmatoがGCUから退院してから、実家にいる時に、色々な方のブログを拝見する中でさっこさんのブログに出会ったのですが。
なぜmatoとは違う疾患のUくんのことを綴られているさっこさんのブログに目が止まったのか。。
もちろん疾患は違えど、頑張っているUくんを応援したい！という気持ちもありつつ。。
実はmatoとUくん、時期はズレていて、当時はお会いしたことなかったのですが、同じ病院のGCU卒業生なんです。。
(matoの方が先にお世話になって退院しています)
さっこさんが時折ブログに載せてくださるUくんのかわいらしいお写真に癒されながら。。
あれ？このバスタオルの色。
この肌着のデザイン。
ベビーラックの感じ。。
院内外泊のお部屋からの景色。。
絶対に同じ病院だ！！
→探偵か！？
と確信し、それだけで何かしらのご縁を感じてしまい、応援したくてさっこさんにメッセージを送ったのが最初でした。
今となっては、きっとさっこさんも毎日のようにGCUに面会に通ってて、大変な時期だったと思うのですが、ありがたいことにお返事をいただいて。。
やはり、同じ病院でお世話になっていることがわかりました
その後、さっこさんが私のブログ記事も読んでくださったりして。。
GCUからの退院支援をしてくださった窓口の看護師さんやお世話になったベテラン看護師さん、心理士さんなど、お互い関わってくださった方にとてと共通点があるのがわかり、より親近感を感じるようになりました
なので、私のブログとさっこさんのブログを両方読んでいただけると、共通する医療従事者の方々のイニシャルが出てきます
それからは、アメンバー承認もいただいて、さっこさんのブログが更新される度に退院されてからのUくんのおうちでの可愛らしいお写真や成長を見て、影ながら応援しつつ、私もmatoの育児を頑張ろうって励まされる日々でした。
同じ病院だけあって、住んでいる場所も遠くなく、少しお互いの生活が落ち着いたらお会いしましょうねー、なんてメッセージでお話しさせていただいていました。。
そんな折。
昨年末に、Uくんの病状が急変したのをブログで知りました。。直接お会いしたことはないのに、さっこさんのお気持ちを考えると本当につらくって、涙することしかできませんでした。
ただただ、さっこさんが綴られる文字を追いつつ、信じたくない、何かの間違いであってほしいと願うばかりでした。
できることなら、どこかで直接お会いして、
頑張っているさっこさんをギュってしたいって思うほど、綴られるブログの文面からあふれる感情が伝わってきました。。
お話ししたいなぁとも思いつつ、きっとUくんの厳しい状況が続くうちは難しいだろうなぁと思っていたところ。。
そこからしばらく経って。
今年5月にうちのmatoが病院に入院手術するタイミングがあり。。さっこさんの方からお時間あればお会いしませんか？とお声がけくださいました。
もちろんですー！と
病院内のカフェで待ち合わせて30分くらいお話ししました。
さっこさん、毎日病院に朝から夕方までいて、頑張っているUくんのそばに寄り添って過ごしている時期でした。
さっこさんの日々のことや、Uくんの状況、医療従事者の方々の話し。
そして、私のとりとめのない話など。。
初めてお会いしてお話をした時の印象。
もう、なんと言ったらいいか。。
Uくんに対するものすごい大きな愛を感じました。。
そして、さっこさんの華奢な中にも一本通った凛とした空気というか、佇まい。
揺るがない意志というか。。
本当にステキなママさんでした。
そして。
お話を聞く中で、パパさんも本当にステキな方。。
ああ。Uくんはきっと、さっこさんとパパのところを選んできたんだね。。
このママとパパだったら、きっと大丈夫って思ったんだね。。
すっとそんな思いが入ってきました。
↑ふつう、この手のことを言われるのはあまり好きではない方も多いと思うのですが。この時はホントにそう思ったんです。。
ご気分害される方がいたら申し訳ありません。
そして。。
7月中旬。
Uくんが病院で、さっこさんとパパが見守る中でお空に旅立ったと知ったのは、ブログを読んだ通勤帰りの電車の中でした。
涙が止まりませんでした。。
昨年末からの急変から、もう半年ちょっとが経っていました。
Uくん、本当に本当に頑張ったね。
さっこさんからもお聞きしていましたが、何度もここでもう命の灯が消えるかもしれない、というところを乗り越えて頑張ってきたそうです。
主治医の先生も予測し得ないほどに。。
私は。。
もちろん、悲しくて寂しい気持ちもあったけど。。
とにかく、Uくんとさっこさんご家族の頑張りを讃えたかった。。
そして。
差し出がましいかな。。という思いもありつつ。。
Uくんに気持ちばかりのお花を送らせていただきました
冒頭に書いた、郵便局からの荷物は、さっこさんが、そのときに送ったお花のお返しに、と送ってくださったものでした。
逆にお気遣いさせてしまい、申し訳ない。。
Uくんとmato。
二人の存在がなければ、わたしはさっこさんともUくんとも出会えてませんでした。
つながった奇跡に感謝を。。
Uくん、あなたの頑張っている姿、本当に感動しました。
大きな大切な命の存在を教えてくれてありがとう。
そして、素敵なママと出会わせてくれてありがとう。
どうか、お空ではたくさんたくさん、駆け回って笑って過ごしてね。
Uくんがくれたご縁、これからも大切にしていきたいと思います。
とっても可愛いお菓子のパッケージ。こんなお花畑でUくん飛び回ってるんだろうなー。。
※今回の記事はさっこさんのご了解を得て書かせていただきました。
さっこさん、ありがとう。これからもよろしくお願いします。