matoが生後二ヶ月になる直前から、主治医の先生の指示で

リハビリの先生たちがmatoの元へ来てくれるようになりました。

 

リハチームは、担当医のI先生、そして理学療法士(PT)のA先生、言語聴覚士

(ST)のM先生。

そもそもmatoが産まれるまで、PTやらSTなんていう言葉とも無縁でした。。。えーん

 

PTの目的は、呼吸状態を見ながらの運動発達支援。

(狭いコットにずっと寝ていると運動制限されてしまうから。。ということもあるようでした)

STの目的は、嚥下機能の向上

(当時はメンタルもひどくて、来るもの拒まずでなんとなく、毎日来てくれるなー的に

思っていましたが、今になって書類を紐解くとちゃんとリハの実施計画書があって、目的も書いてあって

自分でサインしてました。。記憶ない・・・笑い泣き

 
中でも一番お世話になったのは、PTのA先生。
私の中では、matoの産まれて初めての遊び友達。
(→A先生、ごめんなさい。。。)
明るさと元気さ、そしてふんわりした雰囲気を持っていて、
いらっしゃるだけで、みんなを明るくさせてしまうような、
そんなパワーを持った先生。そして何より、子供たちを見る目があったかくて。
 
いつも大体私が面会に来ている時間にGCUに来てくださって、30分ほど
手を動かしたり、ひざの上でうつぶせに慣れる練習をしてくださったり。
matoが喜びそうなおもちゃを持って来て握る練習をさせてくれたり。。
 
私にも、
「できるだけ、手と手をくっつけたり、手を開かせて口に持っていかせたり、
ひざに持って行かせたり、の意識をするといいですよー」
「matoちゃん、視界のせいか、体が左に傾きがちなので、そうなってるときは
できるだけ直してあげてください」
というような、具体的なアドバイスをくださったりしていました。
 
いつも、matoができるようになったこと、得意なことを見つけてくれては
親の私に教えてくれ、毎回「本当にmatoちゃんはかわいい!」と、言ってくれて。
 
次第に、A先生と話しながらmatoを囲む時間は私の面会のちょっとした
楽しみになっていきました。
次第に笑えることが増えていったような気がします。
 
私がメンタルのどん底から這い上がることができたのは、このA先生の力
がとっても大きかった。先生がいなかったら、きっとmatoの成長のたくさんのことを
見逃してたし、この入院中の期間にmatoがこんなにたくさんのことができるように
なっていなかったと思います。
先生のおかげで、matoの日々の成長としっかりと向き合えるようになりました。
 
そして、このA先生の上司にあたる、担当医のI先生もとっても話しやすく、
頼りになる先生。子育てママの先輩でもあり、色々と相談できる先生。
 
STのM先生には、matoがお口からミルクが飲めるようになる練習を、
最初はたったシリンジから5ミリだった頃から付き合っていただいた先生。
どんどんミルクが飲める量が増えていくことを、自分のことのように
喜んでくださいました。
 
皆さん現在に至るまで、外来でもお世話になっています。
 
現在大体二ヶ月に1度の割合で発達を見ていただいています。
外来でのリハの時間は、I先生と子育て世間話をしながら、
matoとA先生が遊ぶ時間になっていて、大変な病院通いの中でも
楽しみな時間です。
 
 
医者と看護師、しか医療の世界を知らなかった私にとって、このリハの先生方の
ように、その分野のプロフェッショナルがいてくださって、小児医療の現場を
支えてくださっているんだ、ということを知れたことはとても大きなことでした。
そして、リハの先生以外にも色々なお仕事が
あって、患児とその親を支えてくれていること
をだんだんと知っていくようになりました。