村木さんの裁判について。
結果無罪になったわけですが、補足として、今日ニュースにもなってましたけど、実際に取調べをしていた検事が証拠を捏造していて逮捕されました。
本当に恐ろしいなぁと感じたので、その問題点について記載します。
早急に手をつけて欲しいのが、
・取り調べの可視化
・裁量証拠制の是正
そしてさらにもう一つ、
・起訴便宜主義の見直し
(検察官が、起訴、起訴猶予、不起訴を決める、実質的な裁判官的な仕事を担うこと)
これをやってもらわないと、手柄を立てるためにねらわれた無実の人が、
・圧迫した勝手な取り調べで(取り調べの可視化がないため)
・勝手な都合のいい証拠だけを採用され、場合によっては改ざんされ(裁量証拠制)
さらに
・起訴、起訴猶予などをちらつかせて、弁護士や第三者不存在の場所で実質的に裁かれてしまう(起訴便宜主義)
ことが続いてしまいます。
実際今回逮捕された検事は、成績がよく、エリートだったみたいですけど、手柄狙いではめ殺しみたいなのがまかり通っているという事実にぞっとしますよね。
多分似たようなやり方で点数を稼いでいたのは容易に想像できます。
しかし、実際裁判なんて、ある程度の証拠揃えてストーリ作った方が勝つみたいですし、また地検の特捜部にねらわれるような人が一般にいるのかといわれれば、そうそういないとは思いますけどね。
ただ、ここまでおかしな話が世の中的に通っていたのは事実ですので、是正されていくべきだとは、思いますが。