ある程度大きくなった組織にとって、マネジメントって重要だなぁと最近実感しております。



でも実際どうすればいいのか、は色々あると思いますけど、ちょっと読んだ面白い本をもとに考えてみたいと思います。



なぜ、エクゼクティブは書けないペンを捨てないのか?/パコ・ムーロ
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この本の最後には、職場の空気を変え、会社を成長させるための2つの誓いが書いてあって、これはなるほどなと思いました。



1つは、組織に貢献し、部下の「良いマネジメントを受ける権利」を守るという、経営者や管理職の誓い。



1つは、会社が生き残って前進していけるよう、高い成果を目指し、達成するという、社員一人ひとりの誓い。



前者は、良いマネジメントってなんで必要なのか、それは一体どういうものかが、書いてありました。



今日の一流企業では、会社の果たすべき使命、ビジョン、価値観を明確にして、それを掲げた上で成果をあげ、株主の利益を確保し、末永く事業を存続させていこうとしています。(サイバーエージェント、ワタミ、DeNA等)



だから、優秀な人材には、「この会社で働くのは楽しい」と感じてもらいしっかりとつなぎとめておく必要があります。会社を前進させるのは、会社に魅力を感じている人間だからです。



よいマネジメントは、会社の資産や特徴を最大限に活かすことであり、優れたマネジメントは、単に人を使うのではなく、人の協力を引き出すことであり、この違いは大きいと述べてあって、その通りだろうなと思いました。



また、会社がうまくいかなくなる99%の原因としてあげてあった以下の3つもなるほどなと。



「経営全般が悪い」

「将来のビジョンがない」

「意思決定が正しく行われていない」



後の1%は運が悪いだけだそーです。



これは、会社の船頭を取る人が、進む進路や、指示を間違えたり、船員に指示を果たさせることができなければ、その船は沈んでしまうということです。後で述べる後者の誓いあってこそですが、この片方の誓いもとても大事だと思います。



「疲れきって、悲観的、否定的な社員」がいれば、明らかにマネジメントがうまくいってない証拠であり、有能な人材の離職率は、マネジメントの質を判定するのにもっとも良い指標の一つであると。



こういった前者の誓いで、一番なるほどなと思ったことが、よいマネジメントはたいてい、社員にも、株主にも、社会にも、莫大な利益をもたらし、悪いマネジメントは非常に多くの問題を引き起こすという点です。



目標に向かってお互いがオールを漕ぐ仲間だとしたら、後は役割の違いだけだと思います。

でも、果たすべき役割はこっちのが難しいですよね。(-"-;A



後者に関しては、分かり易いと思います。



社員が社内規則を守り、よりよい働きをしようと心を配り、会社の利益確保にもっと熱心になれば、会社はかつてない利益をあげるはずだと。そりゃそーだなと。



適切なマネジメントを受けている限り、会社に献身的な社員はきっちり権利を主張し働き易い環境を整えるために主張すること。



倒すべきは、不誠実、あるいは不正な行為だけになるように、お互い目の前の仕事に真剣にあたること。



こういった内容を読んでいて思い出したのが、後輩の勤める会社の社長 が何かの雑誌で、自分で仕事を楽しくする、楽しくしようとする人がお互いに意見を交換して仕事をする、そうして目標達成を目指せばかなりいい職場になるのではないかと言っていた事を思い出し、プロフェッショナルではないですが、仕事に対する高いモラルは職場の環境を整えるためにも大事だと思いました。



前に読んだ江副さんの本にも述べてあったけど、達成意欲のない、仕事に対するモラルの低い人間は誰であろうと、組織の中でどんな地位にあろうと、辞めてもらうしか手はないと。



これも極端ですが、こういった仕事に対するモラルの高さはモチベーションの維持にもつながってくるのかなと。



また、効率よく働かない人でその原因が、経験がなければ指導を、能力がなければ援護を、やる気がなければ後人に道を譲ることを徹底していくことが大事なのかなと思いました。



この本は、物語調で読みやすいので、お勧めです。



自分は後者なので、前者の誓いの穴探しをしても仕方ないですが、何が理想で、何がいけなくて、結果どうなっていくかについては、考え続けたいと思います。



目の前の現象に、「なぜ?」と問いかけをせずに流していってしまっても、なんの経験にもならないと思いますから。正直流されそうで怖い気もしますが。