久しぶりに書きます。



ネットのある環境になったら更新はちょくちょくしていきます。



さて、まずは仕事に関してですが、最近はオーナーの資産戦略を聞きどういうスキームで物事が流れているか分かってきたので、仕事がよりおもしろくなってきました。チョキ



扱う物件はもちろんの事、個人の場合だと相続もからみ非常に複雑になってきます。



オーナーさんの人柄や資産状況とうちへの信頼関係により当然できる事も違って来る訳ですが、如何にWINWINの関係を築いていくか、考えることもできるし、提案し実行していくそのプロセスにも携われるので、おもしろいです。キラキラ



日々の業務に携わりながら消防法、建築基準、不動産に係わる諸規制を勉強していて思うのは、重たい業界だなぁという事です。古いともいえます。



大前さん風にいうなら、不動産業界はもろに実体経済に則していて、サイバー、マルチプル、ボーダレスな変化は如々にしか見られません。メガネ



もちろん大きな潮流では確実に変化してきています。外資は流れ込みマルチプルな経済効果は極所の地価上昇等の形で出ていますし、インターネットの普及で物件情報を取得しやすくなったのは事実です。



コストは高いですが、輸入の家も建設される用になってきました。夜の街



しかし、それでも諸規制が多く、無駄も多いのが実態でしょう。



ベンチャーでオーナの立場にたって中古不動さんを扱っていると本当にそう思います。



中古不動産再生ビジネスも大分活況を帯びてきていますが、まだまだ市場に出ていない個人の資産はたくさんあるのだなと思います。



それを実感したのが、とある大地主さんとの付き合いで思いました。



その方に限らず、相続対策という事で、不動産を取得されている方は結構多いです。また、ファンド系の不動産会社も投資の運用先として不動産を取得し続けている事は周知の事実です。



インカムゲインだけではなく、キャピタルゲインでも儲けたいといのが本音でしょうから、不動産=金融商品になっています。



それに伴って、日本の中古不動産市場では、スクラップ&ビルトが当たり前で、欧州の様に歴史的な街を資産として残していこうという試みが、あまりなされていません。リノベーションもリフォームも不動産ファンドや個人資産の運用という形で行われている限りそう変わらないみたいです。



野村不動産の就職説明会にいった時、「街づくりをやりたい奴はいらん」といっていた人がいたのを思い出しました。確かに普通の人がイメージする様な街作りとなると大規模になりますしね。現実とのギャップで嫌になってしまうかもしれません。



如何に利回りを高く、資産価値を向上させるかが不動産業界の大きな潮流になっています。波



それでも、最近見た雑誌では、都心の国有地の扱いについて興味深い記事がありました。メモ



それによると、公務員数削減と同時に2~3万の公務員宿舎が不要になると見られていて、この土地をただ売却した場合、私的利益追求のため、建蔽率、容積率フルに使って高層マンションが建設されると予想されますが、100年単位で土地の定期借地件を条件に見合った地代で貸し、民間の業者に容積率は低めで控えめな建物を建てさせ、運営させ、換わりに空中権の移転ということで容積率の移転を認める方法があるそうです。



実際東京都足立区での長谷工コーポレーション の物件等が例で取り上げられていました。



先にのべた大前さんの話とは関係ないですが、ゆるやかに業界の流れは変わってきていると思います。



急激な変化がおきたときも生き抜けるよう自分を鍛えていきたいと思います。走る人