という事で、無事誕生日を迎えました。音譜



今日は早めに切り上げてこれから飲みです。



飲みまでまだ時間あるので、最近衝撃を受けた本を紹介したいと思います。



作名:ウェブ進化論

著者:梅田望夫

出版:ちくま図書



食い入る様に読んでしまった。男の子



ネットの「こちら側」と「あちら側」で起こっている事の相違や係わり合い、それがもたらす変化を、グーグルを軸に著者は述べています。



読む前は恥ずかしながら、グーグルって検索サイトで米国の有力企業位の認識しかなかったんですが、グーグルアース や、アドセンス 等のサービス、そしてそのヴィジョン「世界中の情報を整理し尽くすメラメラ」という大きな構想に衝撃を受けました。えっ



不動産業界に身を置く身として、このITの有効性をなんとか実生活の現場に組み込む作業は、もう必須事項となってくるに違いありません。



今は高級マンションにしか見られませんが、携帯やPCからのセキュリティチェックや、携帯が鍵の役割をする等ITがネットの「こちら側」に与える影響は所々見えてきています。



仲介に関しても、ネットの「あちら側」に情報を置き多数の人に安い値段で宣伝できる、HPを活用するのは最早必須事項といえます。



ネットの「あちら側」に、それこそレインズの情報だけでなくリアルタイムな不動産の現場の情報を共有するシステムも、ちょっと前なら、漫画の世界の話が、今はもう現実に実行可能になってきているのだなぁと、改めて驚きを隠せませんでした。



筆者の言葉を借りて「今後の10年のへの三大潮流」とその特徴を書き留めておきたい。



「インターネット」・・・①「何かを表現しても誰にもとどかないかった」ものが、技術進歩で検索エンジン等情報が整理されることにより、「何かを表現すればそれを必要とする誰かに届くようになった」。



②「不特定多数無限大の人とつながりを持つためのコストがほぼゼロになった」。たとえば「1億人から1円ずつもらって1億円を集める」様なビジネスも1億人に1円貰うためのコストが高すぎたために実行可能性がなかったものが、インターネットによって1円貰うためのコストが1円よりもずっと安くなったと考えたら、そのビジネスモデルも現実味が出てくるといった事です。



「チープ革命」・・・ある製品にとって「必要十分な機能」が準備されると、一気に価格下落が急となる事を指しています。実際、表現行為のためのコストは年々低くなり道具は誰にでも仕えるように進化するから(ブログ等)、表現者は増加しつづけています。



「オープンソース」・・・「何か素晴らしい知的財産の種がネット上に無償で公開されると、世界中の知的ソースがその種の周囲に結びつくことがある」という事と、「モチベーションの高い優秀な才能が自発的に結びついた状態では、司令塔にあたる集権的リーダーシップが中央になくても、解決すべき課題がに冠する情報が共有されるだけで、その課題が解決されていく」とい事の二つがあります



いやはや・・・大前健一さんの著書にも新しい新大陸としてのサイバー空間の記述はあったので、そーなんだー位の気持ちでネット使っていましたが、この本読むと、改めてITというものに対しての知的好奇心を刺激されまくります。メラメラ



おすすめです。チョキ