参考資料から抜粋したものを紹介しますね

 

保育園での看護師配置が進まない理由は

①経営的な問題(47.7%)

②法的基準がない(42.7%)

③乳児数が少ない(38.7%)

④保育士で対応可能(36.1%)

 

人間関係についても触れられており

 

「看護師等は保育になじめない」

「保育士と看護師の意識の差がある」

「看護師としてのプライドが強い」

「個人プレーに走る傾向がある」などの意見が目立った。

 

一方看護師が配置されている保育園では

 

「保育士が看護師に任せきりになる傾向がある」

0歳児担当の保育士として

読み替えて配置されている保育所では

「保育に携わる割合が多く、本来の保健業務ができない」

という問題点がある

 

・・・以上引用①

 

自由意見の中から

 

集団保育の場に病児ケアはなじまないので看護師は不要と考える

看護職の能力に不安を感じる

医療関係と連携がとれているので必要性を感じない

従来から保育士が保健面も担当し問題なかった

 

看護師は医師とは違うので

どこまで自己判断が可能なのか期待できるのかが疑問である

看護師は保育士の仕事が出来ないと思うので

配属クラスが限られ職員数に影響が出ると思う

 

・・・以上引用②

 

世の看護師さん

反撃したいでしょう?

(^_^)笑

 

これ保育園に配属している看護師を研究した論文

逆に病院に配属されている保育士さんを研究している論文をみると

意見が逆になるんですよ

(^_^)笑

 

つまりは

畑が違うところにいる少数派になるとこうなる

ということです

 

実はここに

保育園看護師の役割のヒントがあると思っています

 

自分の常識は一旦脇に置く

これが出来ないと違う畑で専門性を発揮する事は

「個人プレーに走る」・・・という解釈になるんです

 

でもあえてここで

私は看護師としてのプライドは

捨てる必要はないと思っています!

╰(*´︶`*)╯

 

中途半端な

個人的プライドは不要ですが

 

仕事に対する誇りや質は

保育士さん達が持っているプライドと

同じくらい高い誇りを持って仕事をしているんだ

と あえて言葉にして伝えることもあります

 

なぜなら

プロ意識で仕事をしていること

ここは保育士さん達も

これから育てていく分野ですからね

ここを意識化すること、大事です

 

多職種連携は

ともにプロ意識で働くことから

始まるからです

 

参考文献はこちらです

①保育所の環境整備に関する調査研究報告書 P48~49 

保育所の人的環境としての看護師等の配置 

平成21年度 日本保育協会

 

②認可認可保育園における看護職の配置状況P42~43

及び保健業務に関する調査

中村学園大学発達支援センター 研究紀要

 

 

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