お話は特定の人が想定されないように
脚色が加えられています
以前に勤務先のみなさまへと
お礼のお手紙を
頂いたことがあります
・・・・
私たちの子どもは
天使となって空へと旅立ちました
○ちゃんにつづき
○くんまで・・・
彼らが生きていた姿を知っているのは
看護師のみなさんだけです
どうか○くん○ちゃんを
忘れないでください
皆様に
お世話になったことを
御礼申し上げます・・・・父 母
・・・・・
もう１５年以上は前か・・・
忘れない
どちらも小さい時に
大変に大きな病気になってしまって
闘病の末にお空へ行ってしまった
子どもを失ったとき
夫婦は
同じ大きな悲しみを
抱えるのだけど
これを乗り越えるのは
本当に本当に
大変なことなんだそう・・・
お互いが
自分を支えるので精一杯
なおかつ
悲しみや
苦しみの抱え方も
表現方法も
そして意味の捉え方も
男と女では大きく違う
ここに
お互いが「相手を理解できない」と
感じてしまう状況が生まれやすくなる
ということだそうだ
亡くなってしまうようなケースに限らず
重篤な病名を
親が告知されたとき
その重圧を軽くするために
相手を責めたり
相手のせいにしたり・・・
ということも起こりやすい
これも
全ては悲しみの表現
悲しみへの自己防衛反応
自分を守るための反応だから
いいとか悪いとか
そういう次元の話ではない
今もそれを
乗り越えられてきたご夫婦を
忘れられない
そのご夫婦から生まれた
彼らを忘れない
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