保育園にいて
なぜだかとっても
気になるな～と思うのは
「かわいそう」
という言葉をよく聞くこと
それは多分
保育園にいる「看護師」だから
だと思うんだけど
「かわいそう」
という言葉の持つ意味が
保育士さんとは違うんだろうなと
観察しております
そんなとき思い出すのは
重心実習
私が行った看護学校は
重症心身障害児施設を
持っていました
少子化で
当時小児科実習ができず
重心に
実習に行くことに
私が看護の勉強の中で
「相手の立場に立って物事を考える」
そんなのを叩き込まれていた
まだ麗しき１０代のころ
重心実習1日目
這う人
奇声のようなうめき声
「変な人を見るような目で見てはいけない」
そう思って
必死に笑顔を作って
実習に行った記憶があります
２日目
３日目
すごい不思議な
体験だったんだけど
毎日毎日行くと
這うのにも
ちゃんと
その人のコースがあることや
奇声にも
その人の表現があることなど
微妙に違っていて
その違いが
何かを伝えていることなどが
わかってくるようになります
そうして
一週間経ったある日
「変な人を見るような目で見てはいけない」
って必死になって思っていたことを
忘れている
自分に気がついた
(ﾉﾟοﾟ)ﾉﾊｯ!
眼の覚めるような
ｵﾄﾞﾛｷでした
よく考えると
当時の私の心の中には
かわいそうだから
・・・という思いが
あったんだろうなと思います
だけど
重心実習での出会いによって
あまり
出会ったことのない
知らない人たちではなく
知っている
人たちになっていく過程で
様々な表現方法があることを学び
「個性」なんて
表現することも
よく目にするけど
そういう類いのものでもなく
ただ
人と人でしかない
ハンディに対しても
雨が降っている時に
傘を持っていない人に
これ余分に持ってますからどうぞとか
一緒に入ろうとか
そんなことと
同じくらい
自然なことでしかない
そんな視点を
教えて頂いた
今も
自分の中にある
無意識になっている
偏見や誤解
そして思い込みと
向き合うことを忘れない
■正常とは何なのか
■異常とは何なのか
■基準値とは何なのか
■「ふつう」」とは何なのか
それを超えたところで
子どもたちと関わっていけることが
とても嬉しい
( ´艸｀)
そして
子どもと関わる世界では
これを超えたところが
何よりも大切なことを実感しています
人と人は皆違う
それが前提ということを
初めて学んだ
経験でした
+o｡｡o+ﾟ♡ﾟ+o｡｡o+ﾟ♡ﾟ+o｡｡o+ﾟ♡ﾟ+o｡｡o+ﾟ
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