記憶に残る校長先生 | 飲んだワインの日記・・・のはずが、ワイン、音楽、その他好きなもの諸々の日記に

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飲んだワインのことを中心に、音楽、好きなものなど、とにかく書きたいと思ったことを書いていきます。

記憶に残る校長先生。



あの校長先生はそんな人でした。



小学校5年生のとき、新しい校長先生が赴任して来ました。



小学校1年から4年までいた校長先生はどんな人か覚えていません。



全校生徒の朝礼の時以外は、見かけたことがありませんでした。



5年生のときに赴任してきた新しい校長先生は、風間先生という人で



赴任したばかりということもあったのか



よく校内を見回っているようでした。



そのころのぼくらといえば



校長先生と校内で出会うなんてことがなかったのと



ましてや気軽に声をかけられる人



という存在ではなかったわけですが



風間先生は校内をよく見回っていました。



下校時に友達と一緒に校長先生を見かけたぼくらは



なんだかすごく偉い人に出会ったかのように感動し、誰かが



「校長先生!握手してください」



と言い出しました。



校長先生は気軽にその友達と握手を交わし



それを見ていたぼくらも



「ぼくも」「ぼくも」と校長先生に握手を求めたのでした。



日常接することのない校長先生と触れ合えて



なんだか嬉しかったのを覚えています。



それからぼくらの間で校長先生と握手する



というブームが起きました。



校内で校長先生を見かければ



お約束のごとく



「校長先生!握手してください!」



と言っては握手してもらっていました。



それから1ヶ月ほど経った頃



ある朝の通学時、校門のところに校長先生が立っていました。



そして校長先生は、来る生徒一人一人と握手をしていたのです。



ぼくらの校長先生と握手するというブームは



ぼくらからお願いするのではなく



校長先生自ら生徒と握手するという行動に変わったのです。



一斉にやってくる生徒一人一人に対し



誰一人握手し忘れまいと



一生懸命握手しまくっている校長先生がいました。



その日以降、雨が降ろうが暑かろうが寒かろうが関係なく



毎朝校長先生は校門の前に立ち



「おはようございます!」、と一人一人にちゃんと元気よく声をかけて握手する



毎日かかさず実行していました。



校長先生が率先して握手をするようになったのは



ぼくらが発端になっているんだ



と思えたことが嬉しかったのを覚えています。



記憶に残る校長先生。



今も元気に誰かと毎日握手しているだろうか。