日曜京都は今現在雨の予報だが、

確実に降るとは言えない。

とりあえず良馬場、降っても小雨想定でいきます。

ある程度持ち時計がないと厳しいでしょう。

 

対照的な実績馬2頭が出走し、

クラス別定(賞金ではなく勝利クラスで斤量が振られる)の割には、

面子がアレで2頭が圧倒的に抜けた人気になってます。

 

この2頭は固いです。

そしてヒモ荒れもなさそう。今の馬券買う人は本当上手なので、

世代限定戦(特に2歳)でもない限り穴馬なんて見つかりません。

 

くくり条件を3つ設けます。

1.京都古馬マイル重賞勝ちがある(別開催の場合は別定・定量であること)

→③セリフォス、⑩コレペティトール、⑭ソウルラッシュ

2.古馬3勝クラス以上勝利、リステッドかOP以上連対の京都マイル実績がある

→①トゥードジボン、⑧トランキリテ、⑩コレペティトール、⑬セッション

ソウルラッシュ

3.1か2を満たす馬の中で、古馬3勝クラス以上で以下いずれかを満たす(持ち時計)

1600m:1.32.5より早い

1800m:1.44.5より早い

2000m:1.58.0より早い

→①トゥードジボン、③セリフォス、⑧トランキリテ

コレペティトール、⑬セッション、⑭ソウルラッシュ

 

3つとも満たす◎⑩コレペティトール、⑭ソウルラッシュ

2つ満たす〇①トゥードジボン、〇③セリフォス、⑧トランキリテ、⑬セッション

 

重視したのは3つ。

まず別定G2なので実績

次に、京都マイル外回りコースは極めて特殊であり、

コース適性があること。

そして、ある程度の持久力(距離融通)があり、持ち時計があること。

 

 

おそらく土曜の馬場状態やほぼ確定するであろう日曜の天候を鑑みても、

予想は変えないと思います。

オッズを見て、買うかどうかを決めるだけ。その買い方。

 

今回から、印を打った馬から順に単評したいと思います。

その他は、最終的な土曜帰宅後か日曜に触れたいと思います。

 

 

◎⑩コレペティトール 勝負気配十分、コース適性も十分 持1.32.3

上位2頭を喰う可能性があるとしたらこの馬とみる。

殆どサンプルがない京都マイル重賞の金杯勝ち馬である。

前走は時計を要する馬場だったため平凡な時計だが、

2走前は芝1800mで1.44.2と高速決着への適性も示している。

 

G3を一つ勝っているだけのため、上を目指すならぜひとも

賞金を加算したいここでは、勝ちに行く仕上げをしてくるとみる。

 

前走が54キロの恵量で、別定57キロを嫌われるならしめたもの。

他の馬も同じ条件なのと馬格はあるので、差して影響はないとみている。

 

 

◎⑭ソウルラッシュ 京都マイル実績もGⅠ実績も十分 持1.31.6

昨年のマイルチャンピオンシップ2着馬。

2年連続で安田記念で大敗して、マイルチャンピオンシップ好走している点も

適性が一致している。

 

この馬の場合、安田記念の負け方からも次を見ず

ここから十分仕上げてくる可能性が高い。

 

こちらもモレイラ騎手からの乗り替わりで少しでも嫌われるならしめたもの。

松山騎手でも結果は出ている。

 

 

〇①トゥードジボン 京都金杯3着、京都マイル2勝巧者 持1.32.0

京都金杯では1番人気3着とそんなに崩れていないのだが、

近2走は異なる条件で大敗したため人気落ちしそうでおいしい。

 

過去2連勝、逃げ切り困難な京都マイル外回りでスローで溜め逃げし上り33秒で

纏める味な競馬をし、高いコース適性を示している。

 

先行して早い上がりを使えるのは極めて強調できる材料である。

 

懸念点は、前走大敗の原因である雨。道悪がダメで3回大敗している。

雨で消す。

晴れそうなら評価を上げるかもしれない。

 

 

〇③セリフォス 唯一のGⅠ馬で58キロを背負う、安田へのたたき台の可能性 持1.31.6

こちらは京都マイルの経験に乏しく、2走前かかってレースになってない

マイルチャンピオンシップ8着のみ。

ただ、過去ほぼマイルしか走っておらず、0.4タイム差以内に収めている安定感は

面子ではずば抜けている。

 

しかし、昨年安田記念2着と惜敗しており、如何にもな目標に向けての叩き台に

見える。ここで仕上げてくるとは思えない。賞金十分なので勝つ必要はない。

 

地力だけで連対まではあるかも?という立ち位置。

 

 

〇⑧トランキリテ 2走続けて京都マイル連対中 持1.32.1

下積みのたたき上げで20戦して初の重賞挑戦、実績は足りないが、

京都マイルで1-1-0-0の連続好走中。

コース適性だけはメンバーズ随一。

 

前走で見せた末脚は素晴らしく、持ち時計の裏付けもある。

後方一手の馬なので頭までは厳しいと思うが、

内外に馬がバラけやすい分末脚を生かしやすいコースを活かして

直線3着には飛んできそう。

 

 

〇⑬セッション 今年の京都金杯2着馬、関西では崩れたことがない 持1.31.9

1キロ重い55キロでコレペティトールの2着に入っているので無視できない。

この馬の強みは、輸送がダメなのか関東圏内では負けっぱなしだが関西圏では

2-2-2-0と崩れたことがない。

 

先行脚質の馬で、有力どころにはどちらかといえば差しが多いので、

開幕週の馬場と、おそらくかかってハイペースを演出するであろうエエヤン

の後ろで展開利があれば、3着には入るかも?

鞍上との相性がいい(2-1-1-0)点も加点。

 

 

 

セリフォスを消すには面子がアレでまず不可能。

ワイドが2倍以下になるかもしれない上位人気2頭を絡めるとガミる可能性があるため、

何の馬券をどう買うか?で悩みそうです。

 

印を打った馬はもっと人気しそうなので、ヒモ荒れも期待できません。

手堅く当てる買い方を何とか見つけたいと思います。

ここは銀行レース。