※JRA(C)提供動画よりキャプチャ。

最後まで先頭を譲らなかったベラジオオペラと、ロスが響いて最後まで抜けなかったローシャムパークの争いに、

内からルージュエヴァイユが猛追、しかし届かず。

 

3コーナー。実況アナウンサーさん、⑪はキラーアビリティじゃないです……。

ここから3着に入った⑬ルージュエヴァイユが伸びる内を捲っていく。

 

直線。

3着の⑬ルージュエヴァイユも射程圏まで押し上げ、結局2,3番手のほぼ行った行った。

ドバイミーティング見ている気分です。ドバイも前前の決着が多かった。

 

2勝クラスで1.58.7が出たのに、いくらスローとはいえ

1.58.2という時計はG3レベルである。

 


タイム
ハロンタイム    12.4 - 10.9 - 12.5 - 12.6 - 11.8 - 11.5 - 11.5 - 11.4 - 11.4 - 12.2
上り    4F 46.5 - 3F 35.0


コーナー通過順位
1コーナー    (*5,11)15(3,6)(8,7)12(1,9,10)13,2(16,14)-4
2コーナー    5,11(3,15)6(8,7)(9,12)(1,10)(13,2)16,14,4
3コーナー    5(11,2)(3,6,10)(8,15)(9,7)(13,14,12)(1,4)16
4コーナー    (*5,11,2)(3,6,10)8,15,7(13,9)(14,12)4(16,1)

 

スロー。前半5ハロンが少し早い馬場で1.00.2である。

そりゃあ前残りでしょうよ。スタニングローズ逃げは予想外。

 

1着に、⑪ベラジオオペラ。

自分で「人気ほどの地力はない」といった通り、

正直何もかもうまくいっただけという印象。

2走前と同じ走りをしたら勝っちゃったと。

時計は更新しているが、馬場差を考えたら平凡です。

チャレンジカップ時の方が時計が出る馬場だった。

 

道中は好スタートからおっつけ積極策の先行2番手。外からローシャムパークに来られた時も

鞍上横山和生は2番手を主張。差しより粘りを生かす方がいいと判断したか、

ずっと前のめりのレースである。

 

直線に向いてからは早め先頭でずっと追いどおしだったが、

外の②ローシャムパークがかかってガス欠した分最後まで踏ん張ってのクビ差勝利。

 

一つだけ挙げるなら、今日あまり伸びていないように思えた内から2頭目の位置を

進路に選んで粘りこんだ点だけは評価できる。

 

2番人気まで上がっていたのには大変驚きである。みんな馬券上手ですね。

 

2着に、◎②ローシャムパーク。

出遅れ、行き脚つかず後方、外から掛かり前へ、それでもここまで来た。

 

道中は13番手後方から馬が思い切りかかり

鞍上戸崎圭太が抑えきれず3番手まで浮上。

ただ、このときに脚を溜めることができず、最後の伸び脚を欠く要因となった。

 

直線では、今日の芝コースは最内と馬場の4分どころより外が伸びているため、

良い判断と思った、少し外に出して競り合いにしない位置から鞍上フラフラ追い。

 

スタートからずっとグダグダだったことを考えれば大したものだが、

それも含めての競馬である。今回自分の競馬ができたのは、見た限り1,3,5着馬ぐらい。

 

複勝1点でよかった?

多分その買い方ならこの馬は選んでませんね……。だからセンスないんですかね。

 

3着に、⑬ルージュエヴァイユ。絞ったから?前走の敗因は太めだったのか。

そんなん直前でないと馬体重確認できんから分からないね。

 

道中は、外枠でごちゃついたスタートの中、中団馬群の一番後ろ12番手から

素早く内に入れ、以降ずっと徹底して内を通り続けた。

内を捲るという、

ミッキーゴージャスやローシャムパークにしてほしかった競馬をした。

 

直線では、前を射程に入れ差し最内から脚を延ばし、

垂れた逃げ馬を交わすため1頭分外に出した後、

ジリジリながらも接近、最後は2着争いにまで加わった。

後方から来たのはこの馬と4着⑨ステラヴェローチェだけである。

 

直前ではかなり人気になっていたのでおそらく良い気配だったのだと思われる。

 

京都記念組をそもそも嫌っていたので拾いようもなかった。それが1,3着とはね……。

 

4着の⑨ステラヴェローチェは、

やっぱり差したほうがいいと判断しちゃったのか中団待機。

馬は行きたがっていたが鞍上が手綱を絞った。

 

直線では、それまで行き脚つかず厳しい位置から、

外目に出して2位の上がり34.2で4着まで食い込んだ。

 

なんというか、過去の戦績そのままの結果。

穴人気していたが、差す競馬ではいつも何かしら足りない。

いっそ先行した方が良かったかもしれない。

 

5着の〇⑥ジオグリフは、

地力は出し切ったレースと思う。

前走と同じような位置、5番手前後の先行策から、

直線でも5番手前後でそのまま走り切った感じ。

 

ああ伸びないな、というレースだったが掲示板は確保している。

この馬にとってはもっと時計を要する馬場がいいのかもしれない。

 

後は、何らかの感想が浮かんだ馬だけ。内から行きます。

 

まずは唯一評価した、4歳の〇③タスティエーラと、

真っ先に切った⑩ソールオリエンスから。

 

〇③タスティエーラは4コーナーまでは、まさしく◎馬にしてほしかった競馬をし、

順調に内の4番手にいたのに、

なぜか直線ではもう手ごたえなく、なんとハヤヤッコとクビ差の11着惨敗。

 

はっきり言って、騎手は満点騎乗をしている。

理解不能の負け方である。強いてあげれば、仕上がり?

菊花賞鉄砲2着があるとはいえ、東京優駿勝利時は4戦目だった。

叩き良化タイプかも。

まだ見限るのは早いので、叩き3走目あたりで人気なかったら狙ってみます。

 

⑩ソールオリエンスは、折り合いつつペース判断から捲って、それでも7着。

 

1000m通過のタイムが聞こえたのか、スローと鞍上横山武が判断したのか、

元々行くつもりだったのか、ローシャムパークにつられたのかはわからないが、

1100mあたりで外から捲り、4コーナーでは4番手まで進出。

 

しかし、そこから全く見せ場なしで直線ではもうフラフラしていた。

 

確かに後方待機の大外ぶん回しでは絶対無理だっただろうから、

今回の騎乗は悪くないと思う。

やっぱり成長がない、地力負けな気もする。ブリンカーの効果はなかった模様。

 

陣営の苦悩はまだ続きそうだ。

 

〇①ミッキーゴージャスは、どんどん位置を悪くしての14着。馬体減が堪えた?

4コーナーではもう最後方まで下がってしまい、全く見せ場がなかった。

 

こんな負け方はもうまともに走っているとは思えないので、一度休ませた方がいいと思う。

 

〇⑤スタニングローズは、8着。

半端な競馬はしないと決めていたのだろう、好スタートから鞍上西村は逃げる選択をした。

 

好スタートから「だれか行ってくれないかな」という様子である。

誰も行かなかったので逃げてスローペースを作る。

しかし、結果的に外の馬の重圧からか後半ラップに11秒台前半が続いてしまい、

息が入らなかった。

 

直線入り口までは外からかぶせてきた1,2着と競っていたので、

楽逃げさせてくれなかった分の負けで、十分地力は見せている。

なにより故障明けでこれだけ走れれば満点である。少しずつでも良化して、

ビッグタイトルを目指してほしい。

 

〇⑦ハーパーは、最初から最後まで「どこにいたの?」という感じ。13着。

先行できず、どんどん位置を下げて、見せ場全くなし。

地力?体調?わからない。

 

4番人気の、⑧ブラダリアは6着。

この馬もジオグリフと同じような競馬で、6番手前後からずっとその位置にいた感じ。

 

普通に来ないと事前予想はしていたが、まさしく見せ場なしの競馬だった。

ただ「今回は」の話で、条件がかみ合いそうな京都外回り長距離では巻き返し警戒したい。

 

他はほぼ人気通り。

人気は割れに割れたが、一桁人気はほぼ一桁着順に収まった。

 

最後に、決着馬柱の頭文字は意味不明だ。

ベラ

ロー

ルー

ラリルレロ?が入っている馬ってか?

無理やねんそんなくくり……。だって該当馬めっちゃ多いもん。

 

もうベラジオオペラの頭以前に3着以内もないと決めてかかったので、

そもそも買う前から負けてたレースです。

オッズ推移を見ていて、◎は好走して、紐抜けするんだろうなと思ったら

その通りになって乾いた笑いが止まらない。

 

先週「予想だけにする」といって買った自分がおろかです。

こういうのはさ、事前に言ったとおりにするもんです。