今週はオッズこそ割れていますが、大混戦というほどではないと思います。

人気どころより穴馬に魅力がなく、実績上位の人気薄しか相手にしていません。

 

最初は4歳ではない馬の印馬頭単勝のみの予定でしたが、

そうすると②ローシャムパークだけでガミるので

思い切って1頭軸でいきます。

内枠ばっかり拾ったなと思われそうですが、

単純に外枠に振られた馬に魅力がないだけです。

 

今回はくくり条件を設けませんでした。

しっくりくるものがなく、どうしても牝馬が気になったからです。

3頭いる有力牝馬全てタイプが違います。

 

馬券は、単勝②を500円。

上記5頭①③⑤⑥⑦の馬単1着軸流し100円×5点と

3連複頭軸流し100円×10点です。

単勝4倍はつくと思います。

 

夢馬券は3枠2頭。

どちらも世代限定とはいえ芝2000mG1勝ち馬がこの人気である。

ここで買わずいつ買う?

 

このレース、近年G1に昇格してからは、

同世代馬が2頭以上絡むことが多く、6歳以上が苦戦傾向にあるため、

高齢馬と、軸と異なる世代、つまり4歳を軽視しています。

来たら諦めます。

 

予想ペース:スロー

想定決着時計:1.58.5~

芝の大レースが少なかったものの、良馬場で芝1200m2勝クラスで

1.08.4はかなり遅い。

少し時計のかかる馬場を得手としているパワータイプに期待。

また、逃げ馬がいない。

極端なスローも考えられ、追い込みタイプは嫌いたい。

 

最後に全16頭の単評をボソッと記します。

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〇①ミッキーゴージャス 56キロがどうか?しかしロスなく立ち回れる内枠と勢いは魅力

前走は小倉芝2000mの牝馬限定重賞愛知杯を強引なまくりで押し切った。

かなりのロスがありながらの競馬で、着差や時計以上に強いと思った。

 

阪神芝2000m経験済みである点、芝2000mは4勝と大の得意。

リバティアイランドを筆頭とする強豪4歳牝馬世代で、

対戦経験こそほぼないものの、勢いと成長に期待したい。

 

 

◎②ローシャムパーク 古馬混合重賞2勝、さらに芝2000mも得意

国内では6-2-1-1とほぼ馬券に絡み、圧倒的な勝率が魅力的。

オールカマーでは相手が絶好調でなかったにせよタイトルホルダーを子ども扱いしている。

香港惨敗からの臨戦だが、調教氏いわく走れる状態になかったとのこと。

 

芝2000mも3勝ということなし。

今日戸崎圭太騎手は重賞を勝ち、何の偶然か同番②。

中団やや前5番手前後から抜け出しを期待したい。

 

〇③タスティエーラ 4歳馬では唯一クラシック全連対、一つ抜けている

4歳で唯一拾った馬。さすがに不利がありながら6着まで追い上げた有馬記念の内容

を見るに、4歳牡馬を嫌うにせよこの馬だけは外せない。

先行、差しと自在性があり、ペースに依らないところは大きい。

 

一応芝2000mも勝っているが、もっと距離があった方がよさそう。

じり脚なところがあり、伸びては来るが勝てないという評価である。

 

ハヤヤッコ 8歳で何気に2度目のG1挑戦、さすがに厳しい

38戦し、一応函館記念を勝ってはいる。

近走もそこまでは崩れていない。前走はプログノーシスが抜けただけで、

3着争いの中ではそこまで遅れていない。

 

ただ、過去の戦績を見るに、時計を要する洋芝や中京を得意としている

節があり、ここも後方からの無欲の追い込みで掲示板までと思う。

 

〇⑤スタニングローズ 故障明けとはいえスターズオンアースを破った秋華賞馬

しかも、その秋華賞は阪神開催だったため、阪神芝2000mのG1勝ちは

世代限定とはいえ実質この馬だけである。

その世代がナミュールも含む強豪5歳牝馬世代なので無視できない。

穴の筆頭候補である。

 

重賞連勝しているように芝2000mが最善に見える。

道悪がだめなのだろうエリザベス女王杯では惨敗したが、近2走はそれほど負けていない。

 

 

〇⑥ジオグリフ 似たコース形態の皐月賞馬、世代屈指の5歳牡馬

喉鳴りの兆候があるらしいが、よく考えたらそんな状態で前にいたイクイノックスを

差した皐月賞はすごく良い。

なぜかダートに走り凡走を続けたが、芝に戻って前走は地力を見せる3着。

その中山記念の覇者マテンロウスカイは明日ドバイで走る。

 

おそらく逃げ馬を交わせなかったことで物足りないと人気薄なのだろうが、

力のいる馬場は得意でも雨中道悪は苦手なのではと思う。

今回も時計を要する馬場想定で、皐月賞同様の好位差しを期待したい。

 

〇⑦ハーパー 4歳牝馬世代クラシック皆勤4,2,3着、エリザベス女王も3着

様々な距離、条件で、とにかく崩れない。

前走の有馬記念も9着だがタイム差0.7と内容は悪くない。

 

重賞は未勝利だが、ほぼ大舞台で競ってきた経験はここでも活きると思われる。

先行脚質で、スロー想定なので思い切って攻める競馬をしてほしい。

 

プラダリア 条件が何もかもあってないように思える

重賞2勝はともに特殊な条件の京都外回り。

なんと2200m以上でしか勝っておらず、2000mは新潟記念4着のみ。
なぜ2000mを使わなかったのかそもそも疑問である。

 
その京都重賞の面子の時計も内容もいまいちで、なぜ人気しているのかわからない。
失礼だが、来ない馬本線である。
 
ステラヴェローチェ どんな競馬するのかイメージできない
基本的には脚を溜めて差す馬と思うが、前走は先行して勝った。
今回逃げるかもしれないといわれているが、控えた方が結果は良い。
どの位置につけても人気より走らないタイプ。
前走リステッドレベルをかろうじて勝った馬がここで6番人気はあり得ない。
この馬も芝2000mの実績がない。
 
ソールオリエンス なぜ前走でブリンカーを試さなかった?
走る気を起こさせたいらしいが、前走の時点で試す機会はあったはず。
なんというか、苦しいのが分かっていて何かしらしました、という
予告言い訳に見える。
4歳では最も地雷と判断。
 
ベラジオオペラ 人気ほどの地力はない
東京優駿はあと一歩の4着とクラシック上位との差はないところを見せた。
その後、今回と同条件の阪神芝2000m重賞のチャレンジカップを勝っているが、
その面子もレースレベルも平凡。
前走京都記念も、1キロ軽い57キロでブラダリアに完敗してしまい、
成長や上積みがあって掲示板までという印象である。
 
キラーアビリティ ムラがひどい
前走はサウジで好走2着。しかし、あまりにも馬券に絡む成績がひどく、
左回りに良績が集中している点も気になる。普通に拾えない。
 
ルージュエヴァイユ 6月以降の馬
いまいち理屈はわからないが、新馬からの2連勝を除いては、
1~5月が全滅である。前走も相手関係から好走必至だったのに
ひどい負け方をした。
 
エピファニー 持ち時計1.57.2 1位なのにこの人気
前走小倉大賞典を勝ち、4走前はOP阪神芝2000mで
1.57.2という好時計で勝っている。
穴っぽいとは思うのだが、6勝中5勝が1800mで、
非根幹距離馬と思っている。来たら泣く。穴で面白いとは思う。
 

リカンカブール 狙いすましたローテには好感
物足りなさを感じ評価しなかったが、これも穴っぽい。
中山金杯勝ちからの参戦で、なんと5勝全て芝2000m。
この馬が来たら実況アナが使いそうなフレーズである。
 
ただアレなレベルだったチャレンジカップの遅れが気になる。
もちろん前走金杯のレベルも気になる。
 
カテドラル 芝2000mは全くダメ
本質的に過去戦績からはマイル前後がベストと見える。
2000mは着外ばかりで、単勝100倍を超えるオッズも納得である。
マイルだったら穴っぽいのだが、条件が悪い。

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