※JRA(C)提供動画よりキャプチャ。内に進路取ってから③ナムラクレアの脚がすさまじかった。
実況の「内を通った2頭の決着は~!」でわかる通り、内の有力を買えばいいレースだった、と。
直線。
御覧の通り、勝ち馬は内、その2頭分後ろの内に2着馬。逃げた馬は外目に出している。
不良に近い馬場状態で1分9秒切ってくるのも驚き、いくら前半遅かったとはいえ上り33秒台が出たのも驚き。
タイム
ハロンタイム 12.5 - 10.8 - 11.6 - 11.4 - 11.0 - 11.6
上り 4F 45.6 - 3F 34.0
コーナー通過順位
3コーナー 10,13(2,6,14)(1,5,7,11)(3,8)18(12,16)(9,15)(4,17)
4コーナー 10,13(2,14)(6,11)(1,5,7)(3,18)8(12,16)15(9,17)4
スロー。前半34.8で逃げたヴィクターザウィナーは「ああ残るな」と思った。
その直後にいたマッドクールには即座に期待した。
ほぼ行った行ったの展開の中、差してきた牝馬2頭はお見事。
1着に、☆②マッドクール。
自分で「印付けた中では一番」言ってるのだから流せよ、と後で振り返った。笑った。
道中は好スタートから逃げの姿勢を見せ、外から行った⑩ヴィクターザウィナーを見る格好で
内の2番手を楽々追走。
なぜか直線向いて全馬外に出したためがら空きになった内を徹底して通り、
一気に抜け出してから最後まで先頭で突き抜けた。
これは本番に強いタイプ?単に内伸び馬場が向いただけ?両方?
馬体重発表で+18キロがどうなのかと思われたのかあまり人気しなかった。
ラストラップ11.6は止まってないので、
トラックバイアスを考えても強い内容である。
2着に、☆③ナムラクレア。
また勝てなかったが、この馬場でとんでもない上がり33.2で夢を見せた。
こりゃつええ。
道中は、内の中団10番手。しかし前との差はそれほどない。
この馬もまた道中徹底して内を通り、「実況よく見てるな」と思った。
直線ではビッグシーザーの内をかわしてじわじわ前に迫り、
バランスを崩しながらも
残り100mでは目が覚める末脚で捉えんかという差し込みだった。
結果的にスプリンターズステークスで負けた相手に再度負けてしまった。
強いてあげればもう少し前目につけるべきだったかもしれないが、
ハイペース想定だったのにテイエムスパーダやモズメイメイなどがこぞって
逃げなかったため予想外のスローが痛かった。
運がなかったが地力は紛れもなく1位である。
3着に、⑩ヴィクターザウィナー。香港GⅠスプリント馬の意地を見せた。
道中は、好スタートから内のマッドクールを見ながらの逃げ。
鞍上は2度内をチラ見してた。
直線では、9Rで武豊がシュガークン逃げで選択したあたりの少し外に出した。
多分この馬を買っていた人は「なんで外に出したのずっと内にいろよ」
と思っただろう。
ただ、マッドクールに離され、ナムラクレアには差されたが、
それ以外には2走前の香港スプリント宜しく粘り腰を見せた。
まあなんだ、自分で(GⅠ連対馬から)といっておいて、
この馬だけ外して3連複万馬券取り損ねるのがね。もうね。
来ると思ったよ……。
スプリンターズステークスも来てください。
今度は買うか切るかきっぱりして当てちゃる。
4着の⑬ウインカーネリアンは、
どうも不気味だったが前に行った恩恵か、
スプリントへの色気があったのか?好走である。
秋口にはスプリンターズステークス→マイルチャンピオンシップのローテを
考えているかもしれない。
コースが違うので勝手も違うが、
再度スプリントに来たら忘れないようにしておきたい。
5着の☆⑫ロータスランドは夢を見たが惜しいかな外枠だったため、
どうしても位置取りが悪くなった。
無理だろうなと思ったので、直線の伸びには満足である。
通ったところがナムラクレアと違って、
最内ではなく少し荒れた伸びない内目だったので
感動ものである。良い子を産んでください。
後は、何らかの感想が浮かんだ馬だけ。内から行きます。
まずは人気で消した3枠2頭。進路取りは対照的だったが、
全く見せ場はなかった。
⑤トウシンマカオは内目を選択。⑥ルガルは外を選択。
どちらも伸びず、トウシンマカオだけかろうじて決勝画像に映る程度だった。
⑤トウシンマカオに関してはもっと惨敗すると思ったので、
やっぱり中京が合わない気がする。馬場原因なら大敗しているのでは。
直線ずっとジリジリ脚で、坂を上ってから少しずつ伸びてきたことから、
基本平坦向きに思える。
⑥ルガルは、4コーナーまでは良かったと思うが、なぜか鞍上が外に出した。
いやマジで何で?
ヴィクターザウィナーの内に進路あったんですよね。
どのみちこの負け方だから見せ場程度だったかもしれないが、
これでは馬券買った人は納得しないでしょう。
ただまあ、この馬坂すらもダメっぽい。坂の後でさらに失速している。
よく考えたらこれまで新潟と京都しか走ってない馬が、
坂のある中京でなんで1番人気ですか?と皆思うでしょう。
トウシンマカオより平坦向きに思える。
こういう予想は当たるんよね。本当どうでもいいのに……。
☆⑭ママコチャは、8着。道悪でしょうね。
直線手前までは先行3番手でいけそうだったが、
直線入ってすぐ置いてかれ、ずっと走りにくそうに見えた。
これまで道悪の経験がなかったので未知数だったが、
これで道悪消しと判明。
☆⑯ウインマーベルは、12着。
道悪だけでなく位置取りも最悪。枠も最悪ということか。
差しがきかず、
差すタイプではないから前目につけないとだめと思っていたら、
鞍上10Rでやらかしたのと同じく、スタート悪く後方13番手。
ただ、前につけていてもせいぜい4着だったかもしれないほどの
内伸び馬場を考えるとレース前から負けが決まっていたと。
そしてそれを選択した私も愚かでした。
回っただけなので地力負けではないです。
ソーダズリングは、前残りで初スプリント、不良に近い道悪と
条件が悪すぎた。
さすがにこれで7番人気はかわいそう。
マイルに戻って人気落ちなら面白い。
ビッグシーザーは、スタートがあまりよくなく、
マッドクールに最内を取られてしまった。
直線ではじりじりながら伸びており、4歳勢では唯一格好はつけていると思う。
全く意味のないことを言うが、トウシンマカオと比較するならまた差を詰めている。
ただ重賞ですら地力不足。人気薄でしかもう買えない。
逃げると思っていたモズメイメイ、テイエムスパーダはともに後ろから。
ただモズメイメイは鞍上が初めから手綱を抑えており、作戦通りだったのかもしれない。
テイエムスパーダは行き脚がついていない。
モズメイメイは後方がだめなのか道悪がだめなのか何も得るものがなく、
テイエムスパーダはやっぱり高速馬場専用機だった。
でも逃げることすらできないとは思わなかった。競馬は難しい。
最後に、決着馬柱の頭文字を取って、
マ
ナ
ビ
「学び」馬券でした。
こういう、特定の条件で絞ったがきっちり外した馬がきっちり3着以内に着て馬券を外す、
過去の過ちを繰り返すアフォの私です。110円の勝ちという数字もなんかね。110番?
でも、最悪のスタートだったフェブラリーステークスを考えれば、
10時間ぐらいかけて予想した結果が最悪にはならなくてよかった、
と前向きにとらえる。
多分4歳勢はわかんないので予想だけにする大阪杯を見送って、
来週は買わないと思います。
強いてあげれば、5歳以上でなぜか人気薄になりそうで面白い馬の単勝複数買いでしょうか。
人気になったら買いません。4歳の頭もないです。
今度はスカッと勝ってやる!!