タイム 1.45.9
ハロンタイム 12.1 - 11.2 - 11.5 - 11.5 - 11.9 - 11.7 - 12.0 - 12.0 - 12.0
上り 4F 47.7 - 3F 36.0
平均ペース
前に行った3頭にとってはハイペース、縦長で後続を離していたため、
4番手以降の馬にとっては平均ペース。
1着に、①レッドアネモス。
道中は好スタートも差す馬。内の中団7番手あたりを追走。
3コーナーあたりで逃げた馬が垂れてくると読んだか鞍上が内から2頭目の進路
をとるため外に出す。
直線では、速い脚こそないが息の長い末脚で馬郡を割って抜け出す。
近3走の重賞でそれほど大きく負けてはおらず、決して評価できないほどではなかった。
なによりそれに対し人気がなかった。妙味十分な馬を見逃してしまった。
ただ、ゴールまで何もかもうまくいった、という印象も否めず、
ロスのあった2、3着馬に比べると次走以降の評価がまた難しい。
2着に、⑨ビーチサンバ。
道中はほとほどのスタートから、勝ち馬の後ろ、中団後ろよりの10番手。
コーナーワークはよかったが、直線に向いた位置で前にいたシャドウディーヴァ
の進路より外に出すほんの数秒の仕掛け遅れが響いた。この馬もじり脚。
勝ち馬と違い、直線わずか260mで平坦の札幌で仕掛け遅れ、
しかも反応もいいとは言えない中2着と恰好は付けた。
中央場所の強敵とばかり走った経験が生きたか。掲示板の多いタイプということで
嫌ったが、ローカルでは地力上位なのだろう。
3着に、◎②スカーレットカラー。
道中は最後方。スタートから鞍上が手綱を絞って意図的に後方に下げる。
直線手前まで、鞍上が内か外か選択する余地はなく、
ずっと外に馬がいたため、内に行くしかない。
案の定、開幕集の馬場、内側は密集し前が詰まる。漸く進路が開いた残り60mあたり
から目の覚めるような末脚も届くはずもない。
どうしても脚質上、運が問われてしまう。
仮に外から捲る作戦を練っていたにしても、今回は悠長に構えすぎだ。
2番人気のフェアリーポルカは、6着。+18キロは太目か成長分だったのか。
道中は中団の8番手。特に重苦しいようには見えず。
4コーナー手前、残り500mあたりから外目を仕掛けるが、
しっかり残り100mで末脚が鈍る。
56キロが響いたのだろうか。むしろ56キロでタイム差0.2なら、
めどが立ったと前向きにとらえてもいいかもしれない。人気上位では最もいい内容
だったと思う。
3番人気のコントラチェックは、10着。スタートからよくなかった。
道中は、行きたがった馬を鞍上がなだめて3番手に控える。
直線では逃げたナルハヤを交わすことすらできず、勝ち馬に外から来られたあたりで
失速。
脚が上がったという感じではなく馬が走るのをやめたように見える。
鞍上ももはや追っていない。
逃げればいいかどうかは別として、少なくとも控える競馬はだめだということだけは
もう間違いなさそう。
苦しい競馬をしている逃げ馬を一度も交わせていないのは情けない。
紐にした4枠2頭についても簡単に。騎手って大事。
アロハリリーは、3コーナーから外にずっと馬がいて
内をつくしかなく、案の定前が詰まって終わり。池添騎手らしくない、先を考えてない
騎乗っぷりだった。
カリビアンゴールドは、残り600m手前から鞍上の手が動きっぱなし。
どう見ても仕掛け早。
アンチャンよろしくの騎乗ぶり。どなた?
印をつけた馬全てに言えますが、馬にとって
騎手は55キロ~の重りなのだから、それ相応の頭は使ってほしいものです。
このレース、まともな騎乗をした馬がほとんどいない……。