35時間ぐらい。途中枝分かれする個別ルートをすっ飛ばしたので、

すべてやろうとするならもっとかかります。

 

<感想>******************************************

実は2度目です。

数年前に1度やって、特に意味もなく久々になってみたくなった。

 

意外と覚えていた点、全く記憶してなかった点とありました。

 

あらすじです。

大まかに分けて、

 

紅莉栖の死をダルにメールで送ったことがきっかけで別の世界線に変更

~紅莉栖がラボに加わり電話レンジの機能から研究が一気に進む

 

過去に送れるメール、Dメールの実験を行い大きく世界線が変動、

その過程でIBN7500が失われる。

 

そして2通来る警告・終了告知メール。

「おまえをみているぞ」とゼリーの添付。

「おまえは知りすぎた」と

 

の添付。

 

タイムリープマシンという概念までいきつき、そのために必要な

リフターの役割を果たすもの(階下の42型ブラウン管テレビ)

記憶の圧縮(機関のLHCをつかって解決)

も解決し、無事タイプリープマシン完成。

 

ただ、紅莉栖はとんでもないものを作ったと感じ、使うべきではない、

手放すべきだと話す。しかしすでに手遅れ。

上の添付は岡部にしか届いておらず、しかもすぐ消しちゃった。

 

とある日の夕方に不穏なニュース。そして襲撃。

ピンポイントでまゆりちゃん合掌。

岡部ぶちぎれて殺してやるというも、マシンで過去に飛ぶ。

 

その後はしばらくまゆりちゃんが思わずまっちょしぃになってしまうほどの

殺されたり子供に突き落とされたり果てには突然轢死したりと

これでもかと岡部の精神を削っていく。

 

無力を痛感し遂に紅莉栖に助けを求める。

あまりに突拍子もない話だが返ってきた回答は「信じる」。

そして的確な助言をもらい、以後協力しながら先に進んでいく。

 

かつで他のラボラトリーメンバーが送ったメールを取り消し、

元の世界線に戻ることで確定した死を避けられるのでは?

 

そして、

阿万音 鈴羽

フェイリスこと秋葉 留未穂

るか(女)

桐生 萌郁

と一人ずつ変えた過去を戻せるようなDメールを送り、IBN5100が手元にある状況まで元に戻していく。

 

萌郁以外の3名には、メールを送らなかった場合の個別エンディングもあります。

鈴羽:岡部とともに過去に飛ぶ

留未穂:タイムリープマシンもなくダルやまゆりのつながりさえ消えた世界で恋人として生きていく

るか:まゆりを見殺しにする選択をし、その共犯として痛みを分かち生きていく

 

そしてようやく機関のデータベースにハッキングし、世界線を飛ぶための該当メールを消す手段を得る。

しかし、その段になって「元の世界では紅莉栖が死んだ」ことを思い出す。

悩む岡部。

 

この時、紅莉栖と十分の仲良くなっているかどうか(メールに対し適切な回答をし続けると個別イベントが数回発生する)で、

まゆりルート、紅莉栖ルートに分岐。

前者は元の世界に戻りまゆりと恋仲になったところで終わり。

 

シュタインズゲートに進むためには紅莉栖ルートに行く必要がある。

 

多分外伝の0を含めても、岡部の告白はここだけじゃなかろうか。紅莉栖に自分から好きだと力強く告げる。

しかしそれでも紅莉栖は元の世界に戻るべきだと優しく諭す。

「忘れないで」

「忘れるものか、絶対に」

そして、元凶のメールを消すことで、元の世界線に戻る。

 

紅莉栖の痕跡はきれいに消えていた。涙があふれる。これまでの記憶を、思いを抱いて生きていくー

 

ここからシュタインズゲートルート。

 

突然タイムマシン、そこからくる鈴羽に、第3次世界大戦と岡部は混乱する。

そこで告げられる「紅莉栖を生かすことで世界を変えることができるかもしれない」

精神は摩耗していたが、また会えるなら……まゆりのビンタもあり、過去へ飛ぶことを決意する。

 

自身が存在することでタイムパラドックスが生じるので気を付けてね、

マシン内部は無酸素状態、など移動中に突然告げられ、結構思慮に欠ける鈴羽だったが、

無事例の日へ到着。

 

機会は2度あると言われていたもののできれば1回で解決したい。慎重にと示し合わせ、

各自行動に移る。

岡部は血まみれの紅莉栖を見た倉庫を張っていた。

そこに現れたのは紅莉栖と、なんと中鉢。しかしパパという。親子だったのか。

 

だが不仲もあってか不穏な流れに。紅莉栖の「盗むのか?」が引き金となり、おっさんは娘への劣等感を爆発。

首を絞め殺さんばかりの勢い。岡部が現れると、さきほどの公演を台無しにしたと逆恨みし遂にナイフまで取り出す。

なんとかナイフを奪い取り、紅莉栖を守るためとおっさんにナイフをもって突進。

 

しかし。

 

「あんなでも親だから」身を挺してナイフを受けたのは紅莉栖だった。俺が、殺した……!

失敗、撤収。

 

打ちひしがれる岡部。確定した過去は変えられない無駄だもう疲れた……

 

そこに自身の携帯へメール。それは未来の自分から来たDメール。

添付のムービーより、自身から告げられる過去の出来事。

まゆしいの!

 

そして失敗したから今の自分がいる、どうすれば紅莉栖を助けられるか、執念の権化なのだと言い、

岡部にやるべきことを話す。「確定した過去を変えずに結果を変えろ」「自分を騙せ」

意味を理解した岡部は準備をダルに頼み、再度旅立つ。

 

持ってきた血糊をぶちまけられるはずだったガジェット。使えないことが直前で分かった。

なら、因果を幾度となく見せつけられた自分ならできる、と飛んでもないことを実行する。

紅莉栖に害が及ばないよう先に眠らせ、錯乱したおっさんにわざと刺されたのだ。

しかし傷口を広げさらに血を紅莉栖に浴びせる。

 

死なせずに死んだ。安らかに眠る紅莉栖の顔を見届け、鈴羽に助けられながら再度元の世界に戻る。

マシン内で鈴羽はこれで世界は変わるはず、もし自分が生まれるならまた7年後に会おうと話し、

 

世界は再構築される。

 

エピローグ。

 

るかは引っ込み思案で臆病だった自分を変えるためコスプレに参加、人気を集めているという。少しは変われたのだろうか。

そんな彼に岡部はラボラトリーメンバーのバッジを渡す。お前はずっと、ラボメンだったよと。

 

留未穂は多忙な中、雷ネットの大会にも出場しいきなり優勝したという。父親のいない世界でも力強く生きる少女。

そんな彼女に岡部はラボラトリーメンバーのバッジを渡す。いつでもこい、ダルも喜ぶだろうと。

 

萌郁は綯を助けたことをきっかけにブラウン管工房にバイトとして雇われていた。

少なからずあった縁をきっかけに岡部はラボラトリーメンバーのバッジを渡す。もう機関はない。赦したのだから。

 

ラボに行くといつもの二人。いつも一緒の幼馴染と親友にラボラトリーメンバーのバッジを渡す。

ラボはこれからも平常運航。

 

鈴羽はきっと7年後、生まれてくる。そのとき、これを渡そう。

 

そして変わらない、変わってない秋葉原を歩いていると

かつて愛した少女が、いないはずの少女が

いた。

 

助けられた例と会いたかったことを告げる紅莉栖。しかし、岡部は混乱しながら思わずクリスティーナと返してしまう。

「助手でもクリスティーナでもないといっとろーが!」「えっ?」

かつて何度もあったこと。

なぜか頭に浮かんだという。見つめあう二人。

 

もう会えないと思っていた愛しい人に、ラボラトリーメンバーのバッジを渡す。

 

~完~

 

失礼しました。あらすじなのに、荒いくせに長い。

 

このエピローグはすごくよかったです。

自分の中ではシュタインズゲートはこれで終わり。