4回目の車中泊で使用した白川村平瀬温泉は、3回目の車中泊で使用した流葉高原と同じ飛騨地方になります。
位置関係としては、流葉高原のある国道41号線の峠を下り、360号線に乗って前回立ち寄った天生峠を越えたところが白川郷、そこから渓谷沿いに南へ少し行ったところが平瀬温泉になります。
本当は3回目も平瀬温泉が本命でしたが、天生峠が白川郷側通行止めだったため代わりに流葉高原にしました。
今回は観光目的が五箇山ということもあり、行きたかった平瀬温泉を予約しました。
時期は9月の2番目の3連休。
白川郷、五箇山は稲を刈り取り、干している時期になります。
この後どぶろく祭、山の紅葉と続く、最高のシーズンの入り口に当たりますので、
心して掛からないと恐ろしい渋滞に巻き込まれるかもしれません。
さて、今回の試みは北陸道経由です。
兵庫南部の人間なもので、普通は名神、東海北陸道を通ります。
前回の流葉高原もそうでした。
が、前回恐ろしい渋滞に巻き込まれたので、少しは勉強します。
・過去、北陸道で渋滞に巻き込まれたことがなく、舞鶴若狭道路も対面通行だけど結構流れている。
・日本地図を眺めてみると、意外と兵庫県南部から舞鶴若狭道路、北陸道経由の五箇山はきれいなルートだ。
・それに山に行くまでに少しは海を見ておきたい。
そんな感じの理由でルートを決定しました。
(9月22日)
昼ご飯は北陸道、尼御前SAで海鮮丼です。
SAの裏には海岸の散策路があり、おすすめです。
14時ごろに富山県 福光ICを降り、給油します。
これで家までガソリンの心配はありません。
価格は都市幹線沿い並みで比較的安く感じました。
15時ごろ世界遺産の合掌集落、相倉集落に到着。
常に駐車場に残り1台分が空いているかどうかという状態で、にぎわっていましたが待ち時間0分で入れました。
白川郷、五箇山菅沼集落は高速道路直結なのに対して、相倉集落は下道(かなりしっかりした国道ですが)でしか行けない違いでしょうか。
ここでしばし観光と買い出しを行います。
もちろん大した買い物はできませんが、明日の朝食べる五平餅と豆腐の燻製を購入しました。
17時過ぎ、時間帯によっては観光客であふれかえっているであろう白川郷の合掌集落がある通りを突っ切っていきました。
17時半、ようやく宿泊する平瀬温泉キャンプ場に到着。
先客はだだっ広い敷地にぽつりぽつりとしかいません。
管理人さんが帰ってしまっていたので、電話したところすぐに来てくれました。
区画されたサイトを予約していましたが、管理人さんからの提案でより安いフリーサイトに変更しました。
芝生のフリーサイトに車を乗り入れてもよいとのことで、例によってトイレ、水場のすぐ近くに止めました。
前回もそうですが、融通が効いて助かります。
さて、ここからが平瀬温泉キャンプ場を選んだ理由になります。
キャンプ場から川を挟んで反対側が温泉街になります。
キャンプ場のすぐ近くに歩行者専用の橋がかかっており、すぐに温泉街へアクセスできます。
そして温泉街を抜けて少し高台に登ったところに道の駅兼日帰り温泉施設があり、そこが今晩の夕食処兼入浴施設になります。
距離的には近からず遠からずで温泉前後のよい散歩になります。
食事処では、せっかくなので地元のものと思い、この地方で有名な硬い豆腐の鍋物をいただきました。
1000円以内で、いたって素朴です。
少し残念なのは、豪華地元料理、というのがない点でしょうか。
もう少し早く来てたら温泉街に居酒屋のようなものがあったのでそこで食べられたかもしれません。
温泉から上がるともう閉店時刻です(20時)。
ライトで足元を照らしながらとぼとぼとキャンプ場へ降りて行ったのでした。