職場でイライラしてしまうこと、ありますよね。プンプンプンプン

わたくしマチダもその一人です。ガーン

 

で、その時に、捨て台詞を吐いてしまう人がいるのですが、これがチームにとって大問題。爆弾

今回はそんなお話です。。。

 

      

 

 

ある日のこと、職場で上司のカタブツさんと、部下のネッケツ君が少し対立気味で話をしていました。

 

話としては単純で、部下のネッケツ君がまだ慣れていない仕事をすることになったので、上司のカタブツさんが、その進捗を追いながら、フィードバックしていたのですが、、、、、、

 

 

カタブツさん「いや、こういう◇◇◇◇じゃなくて、△△△△という形にしてほしかったんだよね」

 

よくありますよね。上司が考えていた資料がうまく出来上がってこなかったケースです。

ただ、一方で、ネッケツ君は、時間をかけた資料に文句を言われてかなり不満そうです。

 

ネッケツ君「わかりました。。。そういう説明がなかったのでこういう構成にしたのですが、、、間違っているとおっしゃるのなら、△△△△のように直します。」

 

おおぉぉぉ。。。

明らかな臨戦態勢。

そばで聞いていたわたくしマチダは「あちゃー、ネッケツ君、言ってしまったかー、それ言っちゃだめー」と思いました。

 

私が冒頭申し上げた捨てぜりふとは、このネッケツ君のようなせりふのことでして、

イライラにまかせて、つい相手側も不快にさせてしまうような一言のことを指しています。

 

 

言いたいんですよねー

言ってやりたいんですよねー

イライラした時は特に。

「そういう風にしてほしいなら最初からそうやって指示出してよ」っていう怒りから、

どんどんどんどん負の感情が沸き上がって来るんですよね。むかっむかっ

 

私もそう思います。

だけど、この最後の一言は、チームで働き続ける以上、絶対に言ってはだめ!

そんな風に思います。

 

 

これをすることによってどうなってしまうのか。少し考えてみました。

 

①    まず相手方のカタブツさんが不快になり、これまでと同様のコミュニケーションが取れない可能性が出てくる

②    「ネッケツ君は感情のコントロールができない人」と悪いレッテルを貼られる

③    カタブツさんが接触を避けるようになり、チーム内の連携が悪くなる

 

 

↑の①は、かなりの確率で発生してしまうものと思います。相手は上司ですからね。若手に何か言われたら、よほどの良い人でない限り憤慨するものだと思います。

 

そして②番、これが世の中で多いこと多いことダウンダウン

結局は上司のカタブツさんも人間なので、自身の立場を利用して自己保身を図ります。

なので、ネッケツ君が仕事を覚えていないのをいいことに、「未熟者」レッテルを勝手に貼って、仲間をつくり始めます。

 

そうなると、周りが巻き込まれる形になり、③が発生します。

ひとたびカタブツさんネッケツ君の悪口を言おうものなら、

チーム内で、その二人は「共演NG」的な空気が流れ、

両者に何かをお願いするのにも気を遣う、といった事態が発生します。実はこれが一番の悪影響なのではないかと思うのです。

周囲の人が普通に仕事をするのにも1つか2つ手間が増えることになるわけですからね叫び

 

 

 

こんな風に、カッとなって何かを言ってしまうのは、百害あって一利なし。

絶対に防ぎたいことだと常日頃から思っています。なかなか難しいのですが。

 

 

じゃあネッケツ君はどうするべきだったのか。

わたくしマチダ的には「ひとまずぐっとこらえる」ということが大事だったのかなと思っております。

 

 

一言吐き捨ててしまいたいこと。私も日常生活の中でたくさんあります。

 

だけど、私は、ひとまずぐっとこらえて、少なくとも一晩は寝かせることにしています。

そして、その寝かせている間に、自分が腹が立っている理由と、相手に言いたいことを整理して、

本当にここで自分が怒ることが正しいか、何か見落としている点はないか、

朝までの間に、何度も何度も自分に問いかけるようにしています。

 

朝までの時間を12時間と仮定すると、合計で30回くらいですかね。

 

一度怒ってしまうと爆弾を投げつけることになるので、慎重に自分自身に問いかけるようにしています。

「本当に自分が間違っていない?」「相手の立場で考えられることは?」

 

とすると、

だんだんイライラしていることがばかばかしくなってきて、

「捨てぜりふを吐く方が損をする」ということに気づくんですよね。

時間をかけることで冷静になれるというか、いったん自分の中で考えを整理できるので、

この『一晩寝かせる作戦』はおすすめです。

 

 

もちろん、なんでもかんでも我慢するというわけではなくて、

一晩寝かせても、「やっぱり私は間違っていない」とか「このまま繰り返されるとチームにとってよくない」という答えになった場合は、翌日改めて相手に意見を伝えれば良いのだと思います。

 

ただ、その時は自分の中でしっかりと分析できているので、冷静に言葉を選んで意見を主張することができると思います。

 

 

ネッケツ君も、一晩、ないしは、少しの時間ぐっとこらえることができれば、

誤解が発生した原因を丁寧な言葉で説明することができ、

上司のカタブツさんとも生産的な議論ができたのではないかなーと思いました。

 

 

 

おっと!

そういえば、私も過去に、恋人と別れ話をしたときに最後に言われたんだった。。

 

 

「時間とお金が無駄だった」

 

 

ストーップ!捨てぜりふ吐き出しマン!