「過去の失敗に執着するよりも、未来の成功に集中せよ」- ブライアン・トレーシー

 

さて、大学受験にかかる国語の勉強です。

 

2か月前まで、国語の勉強は私にとって山のような壁でした。模擬試験を受けた際には、問題文の意味がさっぱり理解できず、選択肢を見ても何を聞かれているのかさえわからない日々が続きました。

単語の参考書をもとに、一つ一つの言葉は理解できるようになったものの、引き続き点数は低いまま。。。

 

次に取り組んだのは、文と文、段落間のつながりを理解することでした。

 

私がやったこと、それは、現代文の問題集を買い、ひたすら問題を解いた、それだけでした。

 

ただ、以下のような工夫をしました。

 

 

 

選択肢を見ずに答えを出す

文だけを読んで、選択肢を見ずに答える練習を始めました。最初は戸惑うことも多かったですが、徐々に慣れていきました。

 

読んでひととおり答えを出し、もう一度しっかり読んで再度答えを検証

できる限り本番に近い環境を、と思いまして、答えがわからない状況で必死に考えるという状況を常に作りました。

一問あたりの目安時間は大体15分から20分でしたが、僕は答えを見ずに読んで解くという行為を2,3回繰り返していたので、大問1問に1時間くらいかけて取り組んでいました。その際には文と文とのつながり、段落間の関係を意識して読んでいたので、

遅くとも、読み方のスキル向上にはつながったように思います。

 

途中で辞書をひかず、前後の文脈で意味を推測

問題にはわからない単語が出てきますが、その単語には印をつけ、接続しや前後の流れからその意味を考え、推測した意味を紙の端に書き留めるようにしました。

 

 

選択肢がある問題について、自分が出した答えと照らし合わせて、改めて選択する

選択肢がある問題については、自分なりの答えを出した後で見るようにしました。そこで合っていれば迷わず選択できますし、見当違いの答えを自分が出していた場合はそこで軌道修正されます。その際に、その誤解の原因がなんであったかも確認します。接続詞の意味を誤解していたり、言葉の解釈自体が間違っていたりすることが多かったように思います。どこの間違っていたのかを徹底的に検証し、次回に生かすよう心がけました。

 

 

「実質点」というものをつけて実態を記録

まぐれで正解したものはバツ印をつけ、選択は間違ったものの、理解はできていたというものにはマルをつけ、「実質点」というものを自分なりに付け加えて、その問題に関する出来を判断していました。

 

 

 

推測して書き留めた言葉を記録

問題を解く際に推測して書き留めた言葉の意味が正しかったかどうかは最後にしっかりと検証し、その都度その都度、自分の単語帳リストに加えました。

 

 

よく「どれくらいの頻度で問題を解いていましたか」と聞かれるのですが、

思い返してみると、4月から毎日1つの大問は解いていたように思いますね。

それを、9月までの6カ月間は続けていたように思います。なので、30×6で180問ですか。

ひとつの大問に1時間ちょっとかけているので、半年でざっと180時間は現代文に触れていた計算になります。

 

こうした努力の甲斐あってか、10月のはじめには、国語の偏差値は78まであがり、

しっかりと点数を稼げる得意科目になっていました。