関西へ出掛けた時


いつも


私のお世話をしてくださるKさん



貴女の後ろをついていけば


全て安心と思わせる心友



お互い我が子を喪い


共通の友人を喪い


住んでいる距離は離れていても


心はいつも寄り添っている心友



好きなお酒を酌み交わし


ある時は涙して


またある時は思いっきり笑い


誰にも打ち明けていない秘密も


打ち明けられる大切な心友



お互いに希死念慮を抱きつつ


彼女はブロ友さんや心友と


約束を次々に交わして


その約束を守る事を


ひとつの生き甲斐に今日を繋ぐ


私もまた


ひとつの旅を終え


また次の旅を計画し


それを実行する事に命を費やす


もう私達には何にもないから


いつ死んでもいいのだけど


生きる理由と目的を


作らなきゃ生きていけないから



でもね


Kさん


貴女は


私達(子どもを亡くした母)にとって


とても大切な人


みんなきっと


貴女が大好きで


自分より先に逝ってしまわないでと


身勝手ながら願っているよ



美味しいお店を予約してくれ


色んな所に案内してくれ


逢うたびに


沢山の思い出を作ってくれる貴女 



あと何回


貴女に逢えるか解らないけど


私は貴女が大好き


心から感謝している



彼方に逝けばきっと


楽しい○子ちゃんや


私達の愛し子と


この世の思い出話しが


いっぱい出来るから


その日まで


踏ん張って生きていこうね



来年はきっと九州へ来てください


今度は私が手ぐすねひいて


貴女を楽しくさせますからね


束の間の幸せと


美味しいお酒と料理


貴女に提供しますからね



新幹線口で手を振って


悲しい笑顔で見送ってくれた


貴女の姿を思い出すたびに


なんだか胸の奥が


ツーンと切なく温かくなって


またすぐにでも逢いたくなる


それがきっと心友だから



ありがとうKさん


心から感謝しています


またね…